<110F3> (必修 正答率76%)

降圧薬を服用中の高齢患者から「時々、薬を飲み忘れます」と申告があった。
この患者の服薬アドヒアランスの把握と指導のために最も有用なのはどれか。

a 降圧薬の血中濃度を測定する。

b 認知機能評価の心理テストを行う。

c 診療録に記載された血圧の推移を確認する。

d 再受診時に飲み残した薬剤を持参してもらう。

e お薬手帳で他の医療機関の処方薬を確認する。

【解いているときの心境】

高齢者+薬の飲み忘れ→ポリファーマシーに関する出題だろ〜💊💊💊

(この時点で頭はポリファーマシーで一杯)

答えは、「現在の服用状況を確認する」的なやつだろうな〜

 

a →現時点の評価しかできない

b →認知症っぽかったらあとでやってもよいかも、今回は何も書いてないし無し

c →血圧から服薬状況を類推するのは、ちょっと間接的

d →まああり、だけど、まあ一旦保留

e →お〜きたきた、どれくらい飲んでるのかまず調べよう。そして、お薬調整してあげなきゃね。答えはe!

 

正答は「d」でした(・Д・)

 

確かに、問題文は「服薬アドヒアランスの把握と指導のために最も有用なのはどれか。」でした。

eでは、どれくらい実際に服用できているのか(アドヒアランスの把握)にいはなりません。

 

センター試験の国語を思い出します。

問に答えてないけど、ふわふわした良さげな選択肢を選ばせるトリック。

 

今回も誤った原因は、途中で自分の中で問題の方向性を決めつけたことにあると考えました。

「XXXに違いない」と思ってしまっては、いろいろな考えがミックスされて自分の都合のよいように解釈してしまう癖があります。

問題を解くまでは、「XXXに違いない」と思うのではなくて、「XXXなんじゃね?(疑い)」の感じで解くように心がけます。