終戦記念日 新曲『SAME NIGHT』 | ISH-ONEオフィシャルブログ「DAYZ OF STREET HOPER」Powered by Ameba


WAHT'S 終戦記念日?



今日は日本が最後に行った大東亜戦争
から69年目の終戦の日。


毎年この日を迎える度にアーティストとして、
日本人として、国際的立場を考える上で気になる事があります。



twitterや世界のニュース、youtubeなどで目にする
世界の戦地での凄惨な実情。子供や女性、罪もない民間人が殺され、
焼かれ、今こうして筆を進めている最中にもそれは起こっています。



世界各地で激化する民族浄化、最近の中東情勢(イスラエルとパレスチナ)
ウィグルと中国の問題や世界で未だ絶えない紛争、経済の為の戦争、内戦。
果ては国連の有り方や日本政府の世界平和に対する及び腰。


長年全てに疑問を抱いて先日、居ても経ってもいられなく
なりDELMONTEとある曲を創りました。



この曲で問いかけてるのは今の中東で起きている
イスラエル軍による無力な人々の大虐殺問題を発端に、
朝目が覚めて向こうとここでこうも違う日常。



なぜ同じ人類は手を取り合えないのか。
同じように月や太陽の美しさを感じれるはずなのに
なぜ共に享受し幸せになれないのか。


そして今この日本で自分達が思う平和とは。


国の外で起こっている事に無関心のまま
ただ消費と生産を繰り返す日常に対する疑問。


先の戦争に敗戦し、世界資本の中に吞まれて70年。
何の疑問を持たずに与えられた平和というものの中に生きてきました。



それが実際はアメリカに国防を握られ、経済の為に、
国益(真の民衆が受ける利益ではなくごく一部の企業や政治家が金銭や
保身の為にかたくなに守る利益)を損なわないように富と生命を追求する
国創りを推進してきた日本。





いつからか日本人は知ったかぶりで、傲慢で、
他人に無関心になり、若者の政治への関心も無くなり
戦争へのタブー視から自国がほんの70年前にした戦争や歴史も学ばず、
故にろくに世界も知らない人種になってしまいました。


それでも日本は平和で自由で最高だという人も居ますが
昨今の秘密保護法や集団自衛権の強行ともよべる採決に


その”平和な日本”ですら民衆の言論の自由すら
あってないような気がします。


そんな中この国に今を生きる自分たちアーティストが
出来る事がどれほどあるのか?


深く悩みました。


ジョンレノンやボブマーリーが声をあげても
戦争は無くならなかった。


自分の今の無力さも承知の上。


しかしこれから次の時代を担う次の日本人には
無関心で居てほしくないと考えた結果、


こういう形で自分の”今”感じる気持ちを
曲として発表する事が今の自分の小さな影響力からでも
始められる事と信じて創りました。



無関心の間に重要な法律が創られ、
W杯の熱狂の裏で大虐殺が行われ、


知りたくないから見ないと言ってる間に
戦争はもうそこまで来ているかも知れません。



長くなりましたがこれが今の気持ちです。


見て、聴いて、何かを感じ、
これからの日本を創る皆の意識に少しでも力になれば幸いです。


そしてこの曲を


戦争により理不尽に奪われた全ての尊い命に捧げます。







ONE