絶賛連続投稿中のさくしおです!!😁(え?)
さて、今回は
昨年9月3日に開催され、私にとって伊瀬さんに初めてお会いした初現場である
「朗読劇『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』」
を観劇しに行った時のお話を振り返っていきたいと思います!!💖✨
いや〜、あのですねぇ……
感想は一言。
重い!!!!!!!!!!笑笑
とにかく重かった!!ほんとに!!
聴いていてとにかくしんどくて、余韻が抜けなくて、帰り道の足取りがとにかく重かったです😂笑笑
でも、素晴らしい朗読劇でした。
まず、先程2枚目の画像を見ていただけると分かると思うんですけど、この朗読劇は4日間キャストが日替わりでご出演されていました。
伊瀬さんのご出演が9月3日の夜公演のみだったので、私も3日の夜公演に参加しました。
9月3日は、金曜日だったんですよ。
平日だった上にちょうど学校のテスト期間と被ってたのでどうかな?って思いましたが無事に参加できました〜ほんとに良かった😭😭
会場は草月ホール!初めて来たんですけど、すごく綺麗なホールでした!めっちゃ都会にあったので最初迷いそうになったんですけど無事にたどり着けて安心しました😂笑笑
会場に入ったら、まずはグッズ購入!
公演パンフレットと、朗読劇の複製台本を購入しました!
(公演前にしっかり原作の小説も購入してきましたよ!👍)
そして会場内に入り、席に座ってみると……
まさかの伊瀬さんゼロズレでした笑笑
全体的に舞台と客席の距離が近かったので、かなり近く見やすい位置で観劇できました!
伊瀬さんの表情もよく見えたので、それはとても良かったなと思いました✨
小説が原作になってるお話で、ドラマ化していたり映画化もしている大人気作品なんですよね。
私は本をあまり読まないので小説関連には疎かったのですが、この朗読劇がきっかけでこの作品を知りました。
伊瀬さんのご出演が発表されてから原作の小説を購入し、事前に作品の世界観を把握してから公演当日に備えておりました!
あとこれ、別日の公演にご出演されていた声優さんを応援しているお友達から聞いたんですけど
この朗読劇は元々、1月に公演が予定されていたんですよね。
ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が進んでいたこともあり、公演が延期になっていたそうです。
なので、今回はその延期公演だったらしいです。
元々の公演期間には伊瀬さんのご出演は予定されていなかったので、これは不幸中の幸いといいますか……
延期公演ではありますが、タイミングも相まってこうして伊瀬さんがこの朗読劇へのご出演ができたこと、本当にありがたく嬉しく思います。
事前にお友達からその情報はお聞きしていたので、そのことにも感謝をしながら観劇しておりました。
伊瀬さんが演じた役は、ミスター・ファーレンハイト。
主人公と関わりの深い、この作品においても重要な人物です。
私の情報が間違っていなければ、多分今回の朗読劇が伊瀬さんにとって初めての朗読劇だったと思うのですが、初めての朗読劇でこの大役は凄いな……って思いました。
私が観劇した公演には伊瀬さんの他にも、
大海将一郎さん、峯田茉優さん、上西哲平さん、植木慎英さん、宮城一貴さん
もご出演されていました!
幕が上がって、順にキャストの皆様がご登場されるんですけど、ファーレンハイトの立ち位置は他の方と違って1人だけ高台の上にいたんですよね。
そして照明が当たった瞬間、おお?!ってなったことがあって。
伊瀬さん、前髪を分けていらっしゃったんですよ〜〜!すごく良かった!!😭✨
物語は、伊瀬さん演じるファーレンハイトのセリフから始まります。なので、なんというか、心の準備ができていなくて(?)
一言目の
「やぁ。」
この一言を放たれた瞬間、私ほんとに心臓逝くかと思いました(は?)
初めて伊瀬さんの声を聴いた時から思ってはいましたが、改めて伊瀬さんの生の声を聴いて思ったことは、
「本当に良い声をしていらっしゃるな」
というところ。
すっごく聴きやすい。セリフがスっと入ってくるんです。
ファーレンハイトは他の登場人物とは違って、絡みがあるのが主人公だけなんです。ちょっと別格の存在というか。
なので高台に伊瀬さんがいることで、ファーレンハイトが上からみんなを見守っているような感じになってたのがすごく良かったです。
物語のテーマは、同性愛について。
主人公の安藤純くんは、恋愛対象が男性の所謂同性愛者。
高校生ながらもそのことにたくさん悩み、クラスメイトの三浦紗枝ちゃんとの出会いや親友との関係に心が揺らぎながらも、純くんには既に付き合っている同じく同性愛者のパートナーがいて……
という感じで、かなり重いお話でした。
まだ高校生なのに、このことで悩むって相当辛いだろうなって思います。
それは純くんももちろんですが、クラスメイトや純くんに想いを寄せている紗枝ちゃんも。
こういうことって誰にも言えず、1人で抱え込んでしまいがちになってしまうと思うんですよね。
ファーレンハイトは純くんと同じ同性愛者で、恋人がAIDSを発症してしまったことによりHIVに感染してしまった20歳の大学生。
「ミスター・ファーレンハイト」という名前で闘病ブログを書いていたことを純くんが見つけ、メッセージを送り合ううちに仲良くなった。
全体的にファーレンハイトは、純くんの良き相談相手というような役回りだったこともあり前半部分の出番が多かった!
前半はほとんど純くんとファーレンハイトの掛け合いで、2人がメインだった印象があります!
途中でファーレンハイトの恋人が亡くなったときに純くんに向けて自分語りをするシーンがあるんですけど、それがすごく辛くて。
人をここまで愛するとこんなにも依存してしまうのかって思ってしまって……。
しかもファーレンハイトはHIVに感染したことを親に知られた時、彼に会うことを禁じられた。それでも密かに会い続けて、またバレての繰り返し。自分のリスクを背負ってまでも、彼に会いに行く。そして約束も果たすことなく、彼は先に旅立ってしまった。
ここ、聴いているだけでもすごく辛かったです。
もしこれが自分だったらどう思うんだろう?きっと、私も自分より相手のことばかり考えてしまうのではないかと思います。
その後、恋人を追いかけるかのようにファーレンハイトも旅立つことになり。
純くんの元へ遺書という名のメールが届いた時、なんかもう自分でもわけが分からない感情になりました。
この時の純くんの動揺する気持ちがすごく分かって、物語なのになぜか頭が真っ白になってしまったんですよね。
遺書に書いてある最期の一言を言った後、ファーレンハイトを照らしていた照明が消えて、一旦途中退場します。
それからは、純くんと周りのクラスメイト達で物語を紡いでいきます。
紗枝ちゃんが全校生徒の前で堂々と自分のことを語り出すシーン、キャストの皆様の熱がすっごく伝わってきて圧巻でした。
思わず涙してしまうくらい、皆様のお芝居に引き込まれました。
そして本当に最後、亡くなったファーレンハイトとの約束を果たしに純くんがファーレンハイトの自宅へ向かうんですけど、実はファーレンハイトは15歳の中学生だった、ということで……
また伊瀬さんが舞台上に戻ってこられたんですけど、もう、本当に真実ってなんだろうって思ってしまいました😂笑
原作は読んでいましたが、朗読劇として声が付くことで、改めてこの作品の奥深さを痛感しました。
この問題って決して他人事ではないし、自分の周りにももしかしたらこのことで悩んでいる人がいるかもしれない、そういったことをとても考えさせられるお話でした。
この朗読劇が9月3日で、その後12月に実写映画
「彼女が好きなものは」
が公開されたのでこちらも観に行ってきました🐾
朗読劇から約3ヶ月経っていても、やはり朗読劇の時に味わった感動はまだ私の心に残っていて、この映画を観る時も朗読劇のことを思い出していました。
また映像付きになることでよりこの作品を深く理解することができて、映画を観た後に朗読劇の複製台本や原作を読むともっとこの作品の奥深さに気付かされました!
伊瀬さんの朗読劇ご出演がきっかけでこの作品に触れましたが、本当に素敵な作品に出会えて心から良かったと思います。
伊瀬さんの生のお芝居を聴けたこともすごく嬉しかったし、やっぱり私は伊瀬さんのお芝居に感動して応援し始めたので、初めての現場が朗読劇でとっても幸せでした!💘
伊瀬さん含めキャストの皆様、そしてスタッフの皆様の熱量がたくさん伝わってくる、そんな朗読劇でした!!
この日のことは一生忘れられないだろうな〜
また伊瀬さんが朗読劇にご出演される日が来ますように✨
ということで、9月3日のカノホモ朗読劇の振り返りでした!!
それではまた!✊😁