衣類にシワが出来る条件とシワを回避する方法を記事にしてみました。 | 年間シミ抜き4900点のクリーニング屋さん☆シミ抜き修復師だから知ってるお役立ちブログ

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繊維によってシワの出来具合が違う
着用の状況や、保管時の状況にもよりますので、一概に生地がこれだからシワが出来やすいとかは無いのです。


ですが、あえて言うと、植物由来の繊維は、シワの自己回復能力が小さく、シワになりやすいです。



毎度、のぼっちです。

今日はシワに付いてです♪



化学繊維(人間が科学的に作った繊維)や、ウールなどの動物繊維は、比較的にシワの自己回復能力が高く、シワになりにくいです。


でも、シルクはデリケートなので、シワより、擦れ等により白く(白化現象)なったりします。








↑↑↑綿100%のシャツはシワになりやすい。




シワとお洋服の関係
ザックリいうと、生地が薄いと密度が高いので、変化に敏感に反応しシワになりやすくなります。


逆に、分厚いと密度が荒いので、多少クチャっとなっても、シワが戻りシワになりにくいと言う事です。








↑↑↑綿60%ポリエステル40%のシャツは、綿100%よりシワは少ない。






●衣類にシワが出来る3つの条件
そのシワが、起きる条件として考えられるのは、大まかに分けると次の3点です。


①生地に水分が含まれる事


②熱が加わる事


③長時間圧力がかかる事



この内のどれか、もしくは複数に当てはまる場合に、シワが発生致します。








↑↑↑綿でも分厚いとシワになりにくい






水洗いするとシワになる
お家洗濯には水分を使いますので、当然シワになる可能性があります。


もし水洗いしても、シワになりにくい植物由来の生地であれば、その場合は何らかの加工が施されている場合があります。


例えば 『防縮加工』 とか 『形状安定加工』 等がそうですね。でも加工されていると糸が細くデリケートになり、ダメージを受けやすい場合もあります。







着用によるシワ

着ている内にシワになる場合は、①水分(汗)と、③圧力のかかる部分、すなわち関節の可動部分である、腕の関節部分や、足の関節部分などです。




よくあるシワの出来る状態
あと、座るとおしりの下部分に、③圧力がかかり、さらに体温で、②熱も加わり、しまいには発汗などで、①水分も加わると、クリーニング屋がアイロンで衣類をあてて、シワを伸ばす状態と同じになります。


おしりの下でケツ圧がかかり、生地がクチャクチャの状態で、シワの上に、さらにシワを作っている状態です。


そりゃ~取れにくいシワが出来ますよね。





●そこで!シワを回避できる方法5つ出しました。



①植物由来の生地の場合は、密度の少ない荒い目の生地のお洋服を選ぶ。


②動物性の生地なら、お洋服はシワになりにくいのでそれを選ぶ。


③着用の最中に、汗のかきにくい環境を作る。


④あまり関節を動かさない様にして、シワを回避する。


⑤長時間座らない様にする。



と言う感じです。



濃色のお洋服などは、水分の含んだ状態でシワが出来ると、その部分の、色落ちなどの心配がありますので、お気を付け下さいネ♪








着るとシワは出来ますので、クリーニング屋でキレイにシワを伸ばしてから保管いたしましょう♪



ではでは~





ケツ圧ってなんだよ!と言う方も
座る時にはお洋服を選ばないとね♪と言う方も
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