2018年9月6日03時08分頃、北海道は激震に襲われた。

私も、朝刊配達中で千歳市の某団地の階段を上がってる途中で、震度 6 弱の揺れに襲われた。

震源地は、2017年 7月1日に発生した胆振地方中東部地震(M5.1)と同じ場所である。

北海道胆振東部地震(M6.7)、最大震度 7 …

実は、この地震の 4 日前の9月2日(日曜日)に、上司と厚真町・安平町に行っていた。

昼頃、厚真町で目撃した地震雲…

それは、飛行機雲のように直線で、飛行機雲よりも太い雲が 2本あって、いつまでも消えずに残っていた。

そして、この日は異常に蒸し暑かった。

この 4日後…

厚真町で震度 7 を観測する大地震が発生することになる…。



その後、余震が何度も発生した。

9月8日15時頃、上司から『地震雲らしき雲がある』と電話で言われた。

 『 他の雲は " 横向き " なのに、その雲だけ " 縦に向いている " 』というのである。

『その縦向きの雲が他の雲と同化して見えづらくなってきている』との事だったので、私も急いで家を出て確認に向かった。





その雲は、上司 曰 (いわ)く、" 登り龍 " のような雲で、確かに 他の雲と同化してきているものの、その雲だけ縦に向いていた。

『 地震雲ならば、このあと地震が発生するはず… 』

私は、心の中で、そう言い聞かせていた。

そして、それは起きた!





9月8日16時21分頃、胆振地方中東部地震 (M4.0)、最大震度 2

9月8日18時21分頃、胆振地方中東部地震 (M4.2)、最大震度 4


なんと、M 4 級の地震が 2 回、最大震度 4
の地震が 18時21分に発生したのである!

『縦に向いている 登り龍 の雲が地震雲であるのか…?』

まだ、はっきり分からないが、何となく見えてきた…。

そして、さらに 9月12日14時頃、夕刊配達中に、またも " 縦に向いている雲 " を発見した。





札幌市 方面・石狩湾 の方向を向いて写真を撮った。

この事を写真付きメールを送信して上司に伝えた。

『あ!これは、登り龍!また、余震がくる!』

と上司は言って驚いていた。

写真を撮った方向も伝えると…

『札幌で地震があるかもな』

そう言った。

そして、またも、それは起きた!



9月12日18時24分頃、胆振地方中東部地震 (M4.3)、最大震度 4

震度分布を見ると…

札幌市から石狩湾にかけて震度 2 を観測している。

まさに、私が写真を撮った方向である。

『 やはり、" 登り龍の雲 " は地震雲である… 』

少なからず、私は、そう確信した。

残念ながら、地震雲は科学的根拠が無いものと扱われているのが現状である。

地震雲で、多少の予知・予測が出来るならば、私は、地震雲を追い続けて、研究していく。

他の雲を出し抜いて、一際(ひときわ)目立つ " 縦に向いている雲 " 『登り龍』が地震雲であることは、間違いないはず!

ただし、地震雲にも種類があることを、お忘れなく。