2023年2月に伊勢シーパラダイスで孵化したフンボルトペンギンの雛です
先日の閉館後、スタッフが叫びながらエサをあげていたので撮影していますと
どうやらもう少しで自力摂餌が出来るけどなかなか出来ない!!と言う状況でした
伊勢シーパラダイスのペンギンたちはだいたい孵化後3~6カ月間程度は吐き戻した半消化の魚を親からもらって成長します
その後、野生では自分で海を泳いで魚を捕まえて食べるわけですが、飼育下ではスタッフが魚をあげます
で、そのあげた魚をいきなり自分から食べる子はほぼ居らず
何日間かかけて自分で食べられる様になるまではスタッフが口を開いて魚を押し込んで強制的に食べさせる訳です
で、その強制給餌を一生続けるのか?と言うとそうではなく
どこかのタイミングでペンギン自らが魚をもらいに来ては自分で魚を飲み込む様になるわけでして
そらがなかなか自分から食べてくれずに結構長い期間スタッフが強制給餌をする子もいます
そんな、強制給餌から自力摂餌に切り替わった瞬間をたまたま撮影出来まして
今まで何羽もその過程を通って来たのにその瞬間はずっとスタッフが1人でして、今回たまたま撮影出来たわけです
それから2週間後
フンボルトペンギンの給餌の様子を見に行くと大きなアジを自分で食べているその幼鳥を見つけました
嫌々感を出して受け身で食べていた子が
高校生の部活終わりぐらいの勢いで前向きにガツガツと魚を食べていました
しかもそこそこ大きなアジを一生懸命に飲み込んでいて頼もしい限りです
ちなみにこの羽根は初めての換羽の時に大人の模様に代わります
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