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平面バッフル実験工房 -Open Baffle Test Lab-

平面バッフルとフルレンジスピーカーが大好き。いい音めざして試行錯誤

フルレンジをアッテネーターで絞る低音増強実験が成功したので、フルレンジも常にアッテネーターで音量コントロールできるようにしたい。これまでは、以下の自作の調整卓でツィターとウーハーをコントロールをしていた。これにフルレンジを追加するのはむずかしそうなので、新たに作り直すことにした。

 

この際なので、サブウーハーも加えて4系統にしたい。

配置ももう少し直感的に分かりやすく、きれいにしたい。

あと、スピーカーOUTをミノムシクリップでの結線だったのをバナナプラグに変えたりもした。

半日くらい試行錯誤して出来たのがこれだ。

 

改めて説明すると、この卓には次の機能がある。

  • スピーカー出力の4系統への分割(ツィター用、フルレンジ用、ウーハー用、サブウーハー用)
  • 各系統ごとにアッテネーターでの音量調整
  • ツィター用はミノムシクリップによるコンデンサー変更可能(写真左上)
  • ウーハー用もミノムシクリップによるコイル変更可能(写真右上)
  • フルレンジ用はその先でさらに4系統の切り替え(4スピーカーでの比較視聴)

ユニットをいろいろ変更したり、テストしたりすることが多いので、全体的にいつでも調整・メンテナンスできるようにオープンで柔軟性を重視している(というと格好はいいが、本当はきちんと作るのが苦手)。これで、おおかたのネットワーク調整とスピーカー切り替えができるはずだ。

ユニットとネットワークを離すと音が悪くなると言われそうだが、実際にやってみるとそれほどの劣化はないように思う(少なくても私にはあまり感じられない)。こんなことをしている人はあまりいないと思うが、平面バッフル方式なのでネットワークも箱に入れる必要がなく、視聴しながら調整できることを優先して手元に置いている。

(fin)