アレです。
脚本締切という呪文のようなパワーワードさえ無視できれば、なんて穏やかな年末を過ごしているのだろうと
謎の多幸感に包まれています、どうもボクです。
そして途方に暮れたままブログを書き始めました。
大丈夫、なんとかなる。
がんばれ数日後の自分。
今日のオレは、道に落ちてるヒモ程度の価値で生きているぜ！
さてアレです。
2022年、あっという間に過ぎた1年でした。
今年もたくさんありがとうございました。
少しずつ、演劇にもお客様が戻ってきているという実感も湧いてきて
本当に幸せな1年でした。
やっぱりね、嬉しいんですよ。客席にお客様がいるのを見ると。
劇場まで来てくれてありがとう！
おかげさまで2022年、
脚本：8作品、演出：5作品、脚本演出：6作品、出演：1作品
計20作品に関わることができました。
例年通り、見てくださった応援してくださった皆様へ、感謝を込めて上演作品を振り返ります。
「イケメン戦国THE STAGE スペシャル 初夢！～ようこそ！くらぶ乱世へ～」（脚本・演出）
1月14〜16 シアター1010
http://legendstage.jp/ikemen-sengoku/club-ranse/
戦国武将がホスト化。という、かなりナナメ上の「イッツ将タイム」。
おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかなエンターテイメントになりました。
「朗読劇『嘘つき魔女と灰色の虹』前日譚」（演出）
1月15〜16 ところざわサクラタウン
https://readpia.jp/event/usotsuki_majo/
心洗われる優しくまっすぐな物語。声優さんの表現力でモノクロからカラーに色づく芝居まで
十分に魅せてくれました。
「SK∞ エスケーエイト the Stage 第二部」（脚本）
1月15〜24 日本青年館 ※全公演中止
https://sk8-stage.com/
残念ながら全公演中止となりましたが、来年1月にあらためて上演が決まりました。
お楽しみに。
舞台「球詠」vs影森・梁幽館編（脚本・演出）
2月17〜23 新宿村LIVE
https://tamayomistage.com/
ラストアイドルとの公演、第二弾。
今年の自分の作品の中でもぶっちぎりに多く複雑なきっかけを、出演者が見事に体現してくれました。
舞台「東京リベンジャーズ」-血のハロウィン編-（脚本・演出）
3月18～21 COOL JPAN PARK OSAKA WWホール
3月25～4月3 サンシャイン劇場
https://officeendless.com/sp/revengers_stage2/
シリーズ第二作。今回からの登場メンバーも含めて、ものすごくアツくて真っ直ぐな座組。
もはやホームのような居心地を感じつつ、全力でお届けしました。
Kiramune Presents READING LIVE 2022「Be-Leave」（脚本）
4月16〜17 舞浜アンフィシアター
https://kiramune.jp/live/readinglive2022/index.html
2017年に脚本した作品の再演。当時ミステリ作品に携わることが多く、
この作品もまたゴリゴリのミステリ作品。清々しい気持ちで見届けました。
「青山オペレッタ THE STAGE～ファルチェ・インヴェルソ／逆さの三日月～」（脚本）
5月4〜8 さくらホール
https://stage-aoyamaoperetta.com/202205/
シリーズ第3弾。「ドラマパート」「劇中劇」「幕間」「レビュー」で構成され
それぞれが独立した脚本のため、脚本担当としてこの作品を「やりがいモンスター」と勝手に呼んでいます。
「アイ★チュウ ザ・ステージ～Le musée tricolore～」（脚本・演出）
5月19〜23 シアター1010
http://i-chustage.jp/lemuseetricolore/
毎年恒例の上演。今までの構成からガラッとリニューアルし、ドラマ重視の公演へ。
それぞれのキャラクターの新しい魅力がたくさん発見でき、充実の日々でした。
舞台「アオアシ」再演（脚本）
5月18〜22 こくみん共済 coopホール スペース・ゼロ
http://www.39amipro.com/aoashi2/
2019年上演作品の再演。初演は演出も担当してましたが、今年は別の方にお任せし
客席で楽しく観劇しました。おかげで新しい発見が多数あり。
劇団『ドラマティカ』ACT2／Phantom and Invisible Resonance（脚本・演出）
6月24〜7月3 ステラボール
7月8〜10 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
7月14〜24 京都劇場
https://www.dramatica-stage.jp/
公演第2弾。クライムサスペンス仕立てのオリジナルストーリー。キャラクターと役者の魅力が
作品を大きく膨らませてくれました。
「コマネーア！～Call My Name Again～」（脚本）
7月13〜18 シアターグリーン BOX IN BOX
http://gorizo.co.jp/komaneea/
オリジナル作品の、切なさ多めのファンタジーコメディ。
狭小空間の良さを生かし濃密な演出をしてくれたおかげもあり、とてもまっすぐ苦しく伝わってきました。
舞台「佐々木と宮野」（脚本・演出）
7月23〜31 シアター1010
https://officeendless.com/sp/sasamiya/
とてもあったかくて優しい会話劇に触れられました。作品の空気感が座組にも伝播して
ずっと笑顔で稽古していた記憶があります。
朗読劇「確率捜査官 御子柴岳人」（演出）
8月7 ところざわサクラタウン
https://readpia.jp/event/mikoshiba/
人気シリーズの朗読劇化。
演劇的要素を盛り込んだ演出で、スリリングな物語を加速させることを目指しました。
舞台5周年記念「イケメンシリーズ THE STAGE ～世界を駆けて、祝祭を～」（脚本）
9月24〜28 シアター1010
https://ikemenstage5th.com/
イケシリはいつも新しい挑戦の場になる。それをまたアップデートしてくれた企画でした。
作品の枠を超え、キャラたちが一堂に会するという展開はエモく楽しく苦しみました。
「PERSONA5 the Stage #4 FINAL」（演出）
10月20〜23 KT Zepp Yokohama
https://p5-the-stage.jp/
人気シリーズのファイナル公演。より演劇らしいエンターテイメントを目指し役者と対話をしてきました。
派手な展開の中に、濃密な会話劇が同居する演劇作品になりました。
「青山オペレッタ THE STAGE」2周年記念スペシャル・レヴューショー！（脚本）
10月28〜31 シアター1010
https://stage-aoyamaoperetta.com/
シリーズ第4弾。日替わりどころか回替わりで登場人物が異なり、その分全ての脚本も執筆する
まさに「やりがいモンスター」。オリジナル要素で挑戦させてもらえて、キャラととても対話できた気がしました。
音楽劇「ジェイド・バイン」（演出）
11月17〜23 シアター1010
https://jadevine-stage.com/
黒崎真音さん原案のオリジナル音楽劇。SFながらも普遍的な物語に自分も心動かされました。
彩られた音楽たちがどれも遊び心と挑戦心に溢れ、奮い立たせてくれました。
舞台「はじまりのカーテンコール〜your Note〜」（脚本）
12月2〜11 六行会ホール
https://fabinc.co.jp/curtaincall/
すっかり付き合いも長くなった俳優、植田圭輔氏の初原案演出作品。彼の想いを全力で受け止め、
自分が若い頃に味わった挫折や焦燥を思い出しながら、身を削る思いで書きました。
bpm15周年記念公演「beats per minute CHAIN LIFT」（特別出演）
12月15〜18 こくみん共済 coopホール スペース・ゼロ
https://bpm-home.jp/contents/571163
古巣の15周年記念公演にまさかの映像出演。シークレットだったので宣伝はできませんでしたが
戦友たちと同じ舞台に存在できたことが嬉しかった。6年ぶりに演技しました。
「レディ・ア・ゴーゴー!!2022」（演出）
12月16～25 中目黒キンケロ・シアター
https://livedog.net/lady2022/
もはやライフワーク的な毎年冬の上演も6回目。今年も全力レディがとても愛おしい。
1年で最も疲れるけど最も名残惜しくもなる公演。毎年たくさん学ばせてもらっています。
おかげさまでたくさんの挑戦ができました。
たくさんの反省と発見を繰り返し、学びもたくさんありました。
正直まだまだ分かっていないことだらけです。
いつも誰かに助けてもらっています。
これからも誰かになんとかしてもらうために、謙虚に生きていこうと思います。
様々な挑戦の機会をもたらしてくれた関係者の方々に感謝。
そして何より、観てくださるお客様あっての演劇です。
本当にありがとうございました。
また劇場でお会いしましょう。
みなさま良いお年を。
また
おいで。