五線譜の檻、そして鍵盤をコンセプトに

舞台美術を作ってもらいました。

シンプルでお気に入り。

 

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アレです。

「四月は君の嘘」東京&大阪全20ステージ

無事に終える事が出来ました。

 

ご来場の皆様、別の場所から気にかけてくださった皆様

ありがとうございました。

 

1年ほど前から具体的に動き出し、ずっと原作を読み込んで

一緒に進んで来たつもりなので、終わってしまっては多少寂しい気もしますが

ひとまず、無事終えることができてホッとしているのですよ。

 

今回、脚本が戦友・三浦香さんということで

(いつもの伊勢脚本・三浦演出とは担当が逆ですが)

丁寧にまとめてくれた台本に、なんというか香さんの思いがすんなり伝わって来て

この時点からいろんなものが明確だったのですよ。

 

原作の美しさを損なわず、どれだけ演劇作品として丁寧に作り込めるか。

そんなことを共有できた気分です。

 

キャストもみんな誠実で、本当に真剣に、

かつ前向きにもがく期間を過ごせたのですよ。

若いキャストは、泣き言を言わずに毎日成長してくれました。

それを見守る大人キャストの視線はまるで授業参観のようでした。

演技キャストも演奏家キャストも、毎日、互いに高め合ってくれました。

本当に良い関係を作ってくれたと感謝。

 

スタッフさんも本当に気持ちの良い方ばかりで

常々人に恵まれていることだけは自慢なのですが

それにしても2017年、毎回毎回出会いに感謝しかないです。

 

多分、これからもっと楽しくなるんだと思います。

と、期待してみる。

 

原作にステキな言葉がたくさんあるのですが、そのうちの一つ

僕らは誰かと出会った瞬間から、一人ではいられない。

そうやって、一人一人の思いが集まって、一つの作品ができました。

また出会えますように。

 

本当は一人一人紹介して

褒めちぎって、お返しにマンションでも買ってもらおうかとも思うのですが

もうすでに次の作品の稽古が始動しています。

なので、進み続けます。

 

「炎の蜃気楼 昭和編 紅蓮坂ブルース」

シリーズ第4作、非常に重厚です。

演劇人としてはたまらなく震えます。

会話一つ一つを、丁寧に描いて

硬派で大人なエンターテイメントを作っていこうと思います。

10月12〜17 シアター1010にて。

http://trifle-stage.com/mirage2017/

 

そんなわけでアレです。

おかげさまで、いろんな方に支えられて生きています。

他力本願。

全ての方に感謝。

 

また

おいで。