使ってるシャンプーやら香水のほかに
それぞれのカラダの匂いというのは必ず誰にでもあるものですね。
「キミって○○の香りがするよね」
「アナタの近くにいると○○をいつも思い出すの」
そんな感じですね。
特に、最近ようやく接近し始めた関係の男女などにとっては、
こういった新鮮な発見は、身近だからこそ知れる個々のサインとしてキュンと来てしまったりもするのでしょう。
たとえば、それが柑橘類でしたら好印象ですね。
「キミってオレンジの香りがするよね」
さわやかな印象であることを相手に告げると、それだけで二人の間柄もまた少し近づくことでしょう。
ただ、ここで一つご注意下さい。
意味は大して変わらないはずなのに、伝え方一つで大きなダメージとなってしまう場合もあります。
コトバのチョイスに十分気をつけましょう。
たとえば上記のオレンジを例に取ると、種類のメジャー感によって好感度もいきなり下がります。
「キミってウンシュウミカンの香りがするよね」
「キミってハッサクの香りがするよね」
「キミってデコポンの香りがするよね」
気をつけましょう。
また調理済みのものは基本的に香ばしさを演出してしまうので、程度の差こそあってもかなり微妙です。
いくらあなたにとっては大好物でも
「アナタの近くにいるとメガマックをいつも思い出すの」
「アナタの近くにいるとトッポギをいつも思い出すの」
「アナタの近くにいるとタンドリーチキンをいつも思い出すの」
多分その本意は伝わらないことでしょう。
以下のチョイスは意図からズレた別の効果をもたらしてしまうので気をつけましょう。
「キミってごま油の香りがするよね(→食欲増進)」
「キミって学校のプールの香りがするよね(→休みたい)」
「キミって無政府主義者の香りがするよね(→政治的弾圧)」
どちらとも取れるダブルミーニングなコトバを使うのは代議士のスタンダードなスタイルですね。そうですね。
美しいチョイスとしては花などにたとえる方法もありますが、ちょっと恥ずかしい演出ですね。
21世紀ではタブーだと思います。
「キミってバラの香りがするよね」
「キミってキンモクセイの香りがするよね」
「キミってシクラメンのかほりがするよね」
まるでトイレの芳香剤のようです。
ちなみにボク個人は、女性に伝えた単語で最大のミスチョイスは以下の単語でした。
「キミってお侍さんの香りがするよね」
モチロン意味はなかったし単なるネタでしたが、
深読みしたら大変気の毒な発言だったようですが何だ文句あっか。
そんなわけで、人それぞれ「サイン」としての匂いがあります。
誰かオシャレな伝え方を教えてください、パクリますから。
おいで。