今日、所用でクルマを運転してたらですね


狭い裏路地の交差点でね


横断待ちの自転車のおばちゃんが道を譲ってくれました。


モットーは 「ガッカリするほど安全運転」、どうもボクです。






なんでしょうね


あまりに交差点でモタモタしてたからでしょうか。


笑顔で手を差し伸べて、どうぞ。と譲ってくれましたよ。






アレですかね。


慎重に運転しようと思うあまり、エンジンかけずに手押しで動かしてたからでしょうか。





アレですかね。


全裸で手押しはなんだか寒くて、泣きながら運転してたからでしょうか。






いずれにしてもありがとう、おばちゃん。


このことは一生忘れません、なんてウソはつかないけど、30分くらいは覚えておきますので感謝しろよお前。






さて、街中は徐々にクリスマスムードですね。


なんかプレゼント選んでる人を見るとほほえましいですね。


クリスマスプレゼントといえば「賢者の贈り物」って文学作品あるじゃないですか。


「オー・ヘンリ」でしたっけ


それとも「オー!マイキー」でしたっけ作家の名前。


まあ、なんかそんなヤツがさ、書いたんだよお話を。






貧しい夫婦が、お互いにクリスマスプレゼントを送りたいと思って


奥さんは旦那さんの懐中時計に合うチェーンを買うために自分の美しい髪の毛を切って売ってしまったのです。






そして一方、旦那さんといえば


奥さんの美しく長い髪に似合う櫛を買うために、自分の懐中時計を売ってしまったのです。






そして、お互いに出会ったその夜


お互いのプレゼントに驚愕します。






奥さん髪の毛売っちゃってスキンヘッドですから、しかも片手に櫛ですよ。


旦那さんも首からチェーン巻いてるだけです。






しかしアレですね。


ピーンと来たわけですよ。


そこは賢者、


なんかよくわかんないけど、とにかくもう賢者。


これはイケると着想を得て


夫婦で悪役レスラーとしてデビュー


チェーンで殴って、櫛で刺す。


たちまちプロレス界で人気となり、バラエティ番組にも進出


普段のヒールっぷりとは裏腹な気さくな人柄に好感度が上がり


オリジナルグッズショップやイタリア料理店を開業


一財を成しましたとさ。






そんな話ですね、なぁマイキー。


よくわかんないけど、他人に対する思いやりからアレしてく物語ですね。






ようし、ボクも思いやってみるぞー!


そうだ、今日おばあちゃんに道譲ったから、明日いい事あるかも!


一財アレするかも!


あー違ったオレが道を譲ってもらったんだったわ思いやりなんてなかったわオレ。






ので、明日こそはボクから譲ろうと思います道。


譲って譲って、譲りまくるぞー!


一向に進んでやらないぞー!


おばあちゃん


おいで。