ツンデレ。


いまじゃアレですね、すっかり市民権を得たコトバですね。


いまじゃアレですもんね。


『イミダス』や『知恵蔵』、『現代用語の基礎知識』に至るまで


あらゆる用語辞典に掲載されるようなアレにアレしましたね、ボクに何の断りもなく。






流行ならではの現象として、『ヤンデレ』なんて派生語も登場してるようで


まだ若いコトバゆえ


「心を病んだヒロインへの萌え属性」


「精神的に病んでいるかのようにデレデレしてしまうキャラクターのこと」


などと、定義は様々ではありますが、書いててよく分かんねえし知らねえよ詳しくはウィキペディアでも読めばいいじゃんオレだってソコからパクったんだからねっ、もうっ!!






つまりは「病み」をあくまでポジティブに、病気としてではなく恋愛オプションとして歓迎しているわけですよ。


よーし、オレも病むぞー!


モテまくるぞー!


まずは、そうだなー。


職でも失うかー。


あっ、職なんて元々あってないようなもんだったガッデム。






そんなわけで元気マルダシな割に社会的には落ち込みようもないほど底辺、どうも、気付かなかったけど健気なボクです。






さて珍しく話を戻してツンデレ。


普段そっけなかったり態度悪かったりするのに、ふとした瞬間に間逆な態度が出てしまう。


そんな気持ちの動揺や、その人の本質が垣間見えた瞬間、そのギャップにキュンとくる。


と、こんなカンジの定義でよいですか。






そこで「ツンデレほど「ギャップにキュン」となり切れなかった、


ヤンデレに匹敵するツンデレ派生のキャラクター」をいくつか考案しました。


目ん玉かっぽじってよくお読み。






「ツンダラ」


普段は感じ悪い態度なのですが、ふとした瞬間


「ねー、ノド乾いたぁー、カキ氷たべたーい」とか


「しゃがんでいーい?」などと言い始め、ダラダラしたがります。


ギャップがない分だけ、かえってどっちもムカツきます。




「ツンテレ」

普段は感じ悪い態度なのですが、ふとした瞬間、話してる途中でも電話をかけ始めます。


どうやら時報マニアのようです。


「0秒」になる瞬間にニヤリと薄笑いしますから。


ギャップとかそういう問題以前に話し相手に失礼です。




「ツンヒゲ」


普段は感じ悪い態度なのですが、ふとした瞬間、みるみるうちにヒゲが伸び始めます。


え?アタシ何かアナタに呪文でもかけた!?一体何が起こっているの!?


そしてちっともかわいくありませんし、かなり気持ち悪いです。




「ツンブリ」


普段は感じ悪い態度なのですが、ふとした瞬間、いい感じのビブラートで放屁なされます。


それもふてぶてしく「さあな、そんな事知らねーよ」などと悪びれながら。


そんなことよりもお前はまず自分のオシリで起こってる事を知れ。事件は会議室で起こってるんじゃなくてズボンの中で起こってます。


まあオナラは悪いことではありませんが、感じ悪いままオナラするのは何のフォローのしようもありませんね、いずれにせよ。




「ツンゲロ」


もうアレです。説明は省略しますし具合悪いなら休んでください。




「ツンネコ」


にゃー。




「ツンドラ」


主にロシアのシベリア北部地方など北極海沿岸の寒帯地域に見られる永久凍土地域ですね。


温暖化に伴い面積が減少しているところが、しいて言えばギャップでしょうか。




「つんつく」


つんくさんのものまねで知られているタレントです。


以前に矢沢永吉さんのものまねタレント「矢沢永作」氏と大喧嘩して報道されてましたね。


むしろギャップがないほうが評価されますね、本人と。






そんなわけで、検証結果。


ネガティブ要素はポジティブありき。


『バカだけど良い人』ということに類似します。






つまり


「重体だけどオールナイト」


「薄毛だけどアフロヘアー」


「フナムシだけど大親友」


「4畳半だけどオール電化」


そんなものと同じなわけですよ。






とりあえず、ボク個人で言えば


めんどくさいからツンはいりません。


デレだけください。


おいで。