金髪になりました、どうもボクです。


鏡を見たら福山雅治さんから更にかけ離れたどころか


まるでなんだか冴えないお笑い芸人にトランスフォームしてしまったかのようです。


だれか鉄板のギャグを教えてください。


そうすれば冴えた芸人に見えるかもしれないから!






そんなわけで、舞台上から見た生執事大阪ファイナルラウンド。


先に言っておきます。


あまりの動揺に覚えてないことも多々あると思うので、知っている方は追記お願いします。






23日シアターブラバ。


おそらく自分史上最狂の暴走で迎えた最終公演


とりあえずは大ヤケドせずにヤリタイホーダイを乗り越えて


ひとまずの安堵にすっかり魂が抜け落ち、毛髪も抜け落ち


トゥルットゥルのまま死神に狩られる直前に迎えたカーテンコール


リスペクト演出家・桜子さんよりサプライズを総動員決行せよと、キャストへ事前オーダーがあったわけですよ。






翌日に誕生日を迎えた愛すべき座長、松下優也氏19歳。


ガラスの10代最後の日を悪魔として過ごす彼を、ツアーファイナルと共に笑い飛ばすべく


本人に内緒でバースデーソング&本気キャノン砲大放出を行ったわけですよ。






本人はおろか、お客様もさぞ驚くでしょ、とやる気マルダシで決行し


してやったりとドヤ顔で豊乳を誇示し


最後のご挨拶を半笑いで迎えたそのとき


何故かすべての照明が落ち、真っ暗になっり、身動きが取れなくなったわけですよ。






ここはどこ?


狩られた後の、死後の世界かしら?


ううん、劇場だよ。






そう思った瞬間、客席が白いサイリウムの光で埋め尽くされました。


アレです。


お仕事モードを忘れて


実は暴走している時点で忘れているだろうと言う突っ込みはさておき


素で本気で驚いて絶叫してしまいました。






ご入場の際、事前にキャスト向けサプライズ参加のご依頼書面と共にサイリウムが配られていたようですね。


そして黒執事千秋楽「おめでとー!」の掛け声をいただきました。


なんだこっちがだまされたのかギャフン!


激務をこなしつつ、そんなワルノリを楽しんで画策してくれたスタッフ各位にもギャフン。






みんな再考だぜ。


まちがえた最高だぜ。


我を忘れて号泣してしまいそうだったぜ。


涙は我慢したが、その分おしっこはダダ漏れだったぜ。


オムツはいててよかったぜ。






その後のことは良く覚えていませんが、何だか作品の副題の通り


その光は千の魂が宙に待っているようで、


ああ、ボクはやっぱり魂を狩られてしまったのねとアレしました。






ここはどこ?


狩られた後の、死後の世界かしら?


ううん、劇場だよ。






常々思っていることですが


何度かこのブログでも書いていますが


演劇というライブは、お客さまのエネルギーがあって始めて成立するものだと断言しています。


観客オールスターズとの称えの通り、作品に絶対不可欠なピースのひとつなのです。






演じる側がまず楽しまなければ、お客様が楽しんでくれるはずは無い。


作品に愛を持って接しないと、十分に届けられない。


そういう大切で当たり前で、それでいて決して一筋縄ではいかないことを


立場逆転で、いとも簡単に教られた気分です。


観客オールスターズのワクワクのエネルギーと愛とドヤ感に圧倒された瞬間でした。


なんて悔しい、そして嬉しい。






ホントにびっくりしました。


でもそれ以上に、皆さんが愛を持ってこの作品に参加してくれたことを感じました。


お客様に恵まれて成り立った作品だと確信しています。






みなさん、ホントにありがとう!


おこがましい言い方ですが、皆さんのためにも五体満足で突っ走っていこうと思います。


ボクら、みんなに支えられて生きてます。






また支えに


おいで。


いや来てください。


うん、おいで。