新編・伊勢物語 第3370段 歌会時の扇子の役割 星原二郎第3370段 歌会時の扇子の役割 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月27日の安城での 沃野短歌会の月例歌会に参加して 歌を 手遊びに 夏の扇子は 必需品 エアコン効きたる 屋内なれど と詠み、噺家は扇子を曼荼羅と呼び 筆、煙管などなど多くの小道具に見立てて 臨場感を出すのであるが その男の歌会での扇子の役割といへば手遊びにて 用を足しけり。