ザ 夏休み | 育児やら何やらバタバタしがちな日常 in イギリス

育児やら何やらバタバタしがちな日常 in イギリス

イギリスでの生活、子供たちのことなど。

さて、息子の学校は昨日でおしまい、来週から夏休みに入ります。

 

新型ウイルス流行により、忘れもしない3月半ばに学校が閉鎖してから10週間以上自宅で過ごした後、6月半ばに学校が再開して、5週間でまた夏休みに突入するわけですあせる

 

こちらでは(多分イギリスだけじゃなくて色んな国でもそうなんでしょうけど)、一年の終わりに学校の先生にありがとうのカードと、ちょっとしたギフトを送る親が多いです。最近は個人というより、同じ学年のママたちでお金を出し合って何か送るのも一般的ですかね。

 

大抵一年の終わり頃になると、誰かがWhatsAppというアプリ(日本でいうところのLINEです)の同じ学年の親同士のグループチャットに、

 

ねえ、今年の先生への贈り物どうする?

 

的なメッセージ送ってきて、上の学年にすでに子供がいて色々学校のことを知っているリーダー的なママが中心になって集金して、商品券を買ったりするのですが。

 

これ、結構私には最初抵抗がありました。なんか日本的な感覚だと、学校の先生って聖職みたいなイメージだし保護者から金品送るのってどうよ。って思いますし。教師にとっては子供の成長がいちばんの贈り物であるべきであって、物でお礼、って嫌じゃない?みたいな。もう慣れちゃいましたけど。

 

ちなみに、無駄に張り切った親がいる学年だと、クリスマスプレゼント送ったりもするんですよ。うちの学校でも息子の1学年上の一年生の親は、皆でお金を出し合って、250ポンド(35000円くらい)集めて商品券を先生にクリスマスに贈ったんですって。と言っても1人の先生に対して250ポンドではなく、先生2人と補助教員2人に分けて渡すので、実際には一人当たり数千円の贈り物ですがそれでもびっくり。

 

この話を教えてくれた一年生の親である知人は、

 

お世話になってる先生にクリスマスプレゼントしよう!って呼びかけられたら、ノーとは言えないから払ったけど、家族でもないのに、クリスマスプレゼントて!

 

と、おかんむりでしたが私でも嫌だな。

 

先生に感謝してないんじゃないんですよ。実際先生のレベルは本当に高くて、うちの息子も本を読む楽しさを教えてもらって急に読書に目覚めましたし、本当に感謝してるんです。ただそれをプレゼントという生々しい形で表すのが嫌なだけで。

 

まあそれはともかく。

 

普段の年だとそんな感じなのですが、今年は新型ウイルスの影響で、親同士もソーシャルディスタンスをキツく言い渡されている状況ですから、流石に集金はありませんでした。

その代わりにグループチャットに、学級委員みたいなママから(実際に委員なのではなく、メンタルが)

 

みんな今年はプレゼント送れないし、お世話になった先生にそれぞれカード送ろうよ、

 

ってアツいメッセージが来てましたけど、我が家のようにもともとカードを贈るつもりだった家は言われなくても贈るし、別に贈る気がない家は言われても贈らないだろうし、そのメッセージ意味あるんかいな、とはまあ思いましたけど。いや、いい人なんですが。

 

そんなわけで、例によって前の日になって私の監督の元、息子に書かせたカードです。

先生2人分と補助教員の方、3人分。

 

 

 

喜んでくれるといいな。

プレゼント云々グダグダ書きましたが、本当にいい先生たちで息子も大好きでした。

パンデミックという未曾有の事態の中でも、しっかり子供たちと向き合ってくれて。

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

*カードの作り方(息子の聖地、NASAのyoutube チャンネルから)