9月28日(月)は、紅葉の進み具合を見るため三本槍岳に出かけました。このところの冷え込みで紅葉は一気に進み、山肌の色着きが遠目でも確認できるほどでした。 この日の天気は、全国的に秋晴れの予報。 那須岳はどうかと言うと、、、、。

 

 

秋山レポ(整備) 那須・三本槍岳(1917m)

 

 

登山日   令和2年9月28日(月)    晴れのち雲り、のち小雨   強風  7℃

 

コース   峠の茶屋P - 峰の茶屋 - 熊見曽根 - 清水平 - 三本槍岳

 

      作業時間=5時間45分

 

 

山肌全体が色づき始めた三本槍岳

 

 

11:30  峠の茶屋P発。

 

遅い時間の出発にしたのは、10時ころまでは

稜線では暴風雨でとても三本槍まで行ける状態ではなかったから!

この写真からは想像できませんよね。

 

 

下山して来る登山者はカッパ着用。

 

8時に登った若者は

暴風雨で避難小屋までも行けず引き返したとのこと。

 

 

月曜日の天気予報は、「全国的に広く秋晴れ。那須町も晴れ。」

が、しかしそれは平地の話。

那須岳の稜線では暴風雨! なんてことが秋にはよくあるんです。

 

平地の天気予報をそのまま山に当てはめると、

危険な目に遭うことがあるので注意が必要です。

 

この日は、おそらくそのことを知らない登山者が、

平地の晴れ予報をもとに峠の茶屋Pにたくさん集まり、

7時前には満車になった模様です。

 

 

 

当日午前9時の天気図です。弱いながら西高東低の冬型の気圧配置。

上空には寒気も流入しています。

 

こんな時、那須岳の稜線には黒い雲がかかり、

強風を伴った、しぐれ模様になります。

こんな感じで、山は荒れ模様ですが、平地は晴れ。

 

これを避けるには、天気図の読みと、気象庁のライブカメラ、

山にかかる雲の観察などが大切だと感じています。

 

 

昼になってもこの強風。 朝日岳が色づいています。

 

 

峰の茶屋へ

 

 

避難小屋手前のドウダンツツジ

 

 

剣ヶ峰へ。 風は強いですが通過は可能。

 

 

リンドウは終盤

 

 

紅葉してます

 

 

やはり、ここは危険ですね~。

 

 

お~、朝日岳も紅葉している!

 

 

さあ、午後から天候回復だ~、と予想していましたが、、、

 

 

1900m峰は、あっという間に強風&ガス

 

 

紅葉した清水平に下ります。

 

 

一瞬だけ三本槍岳が見え、山肌の紅葉が確認できました。

 

 

カエデを見ながら清水平へ。

 

 

勝手に命名「令和の泉」  よく見るとハート形!?

 

 

イタドリと清水平

 

 

ここから剪定開始

 

 

紅葉が始まっています。

 

 

ミネザクラと三本槍(見えず、、、)

 

 

ミネカエデ

 

 

晴れぬなら、晴れまで待とう、 笹刈りで

お粗末、、、。

 

 

ナナカマド

 

 

ドウダンツツジ

 

 

そして、山頂手前でとうとう小雨に、、、、。

 

 

三本槍岳でも小雨。

午後から天気回復の読みは、見事に外れ!!!

 

たぶん、弱い気圧の谷を見落としていたと思われ。

この日は高層天気図は見ていませんでした。

 

 

強風&小雨&気温7℃のなか、トボトボ下山。

 

からだがすっかり冷えてしまいました。

アブナイ、危ない~。