「伊勢神宮は日本人の心のふるさと」を
知るために必要なことです。
今の日本人は「神」ときくと
私達とは次元の違う、
手の届かない絶対的な存在に思ってしまうのですが、
本来、日本の神様は、
「八百万の神々」で
ありとあらゆるものを
「神」としてきました。
そして大切にしてきました。
私たち一人一人も
八百万の神々の一つになります。
神道においては
実は私達も神社の神様と同じ存在になります。
前出の天照大御神の神託にもあります。
↓↓↓
今の日本人は、
自分が神様と同じ存在だと言われても
全くピンとこないですが、
これが日本人の神観念でした。
昔の人も、理屈を知って意識していたわけではないと思います。
私の憶測ですが、戦前、明治維新前は
理屈を超えた共通認識があったようです。
江戸時代に伊勢神宮のお札が、
あたりまえのように
全世帯の9割の家にあったのも
同様に、理屈を超えた共通認識があったのでしょう。
この話については
なかなか結論が書けることではないので
これからも少しずつ書いていきます。