昨日に引き続きまして・・・
「必要ない」3兄弟の3男坊に対して反論していきましょう。
子供たちは仲がよい・・・から、遺言は「必要ない」のでしょうか。
個人的には、反論する必要すらない程の理屈と思っておりますが・・・
世の中には、本当に自分の子供たちが仲が良いから相続で揉めないと本気で信じてやまないお方がいらっしゃるようです。
「子供たちは仲がよいから相続で揉めない」という主張には、2つの致命的な欠陥がありますと思われます。
まず、一つ目。
現時点で仲がよいとしても、将来も仲がよいという保証はどこにもないという点。
次に、2つ目。
お金という利害関係が絡んだときに、「仲がよい」状態が維持できるのかという点。
1点目です。
お子さんたちには、いろいろなライフイベントがあります。結婚、出産、入学・・・そして、お子さんを取り巻く状況も変化していきます。ご兄弟同士、疎遠になることもあるでしょう。些細なことで喧嘩することもあるでしょう。
今仲がいいということは、将来も仲がいいを保証するものでは一切ありません。
2点目です。
「友人にお金を貸してはいけない」という話を御存知でしょうか。
経済的利害関係が絡むと人間関係が壊れるという教えですね。
この1番の典型例って、相続だと思いませんか。
相続は、ぶっちゃけ、「経済的利益の取り合い」です。
経済的利害関係が絡んでもなお・・・お子さんたちは、仲よくできると言い切れますか。
さてさて、「必要ない」3兄弟への反論が終わりました。
次回からは、遺言について話していきたいと思います。