約60億円かけて整備された富士見市民文化会館キラリふじみ。

 先日も杉並区議会の視察があったようです。

 

 デザインにこった作りになっていることもあり、指定管理料は年間2億円前後となっています。

(最近建てられる文化施設は、非常にシンプルなデザインになっています。)

 

 文化会館の収益事業としてはどんな例があるか、ちょっと調べてみました。

 

<草加市>

「漸草庵」の立礼席において、市民や観光客が気軽に立ち寄ることができる「お休み処」を運営し、有料で薄茶と上生菓子を提供する呈茶サービスを行う。

運営にあたっては、 常勤の全役職員が食品衛生責任者の資格を取得し、適切な飲食物の提供及び衛生管理を行う。

202008021454518373.pdf (soka-bunka.jp)

 

 草加市は「茶室」の施設があるので、そこは本市と事業が違いますね。

 

<市川市>

(3)友の会事業 当財団は友の会制度を設けている。会員は公演について早期情報提供、 チケットの先行予約、割引が受けられることで、当財団事業への興味や集 客をアップさせることを目的としている。 友の会会員には、以下の2種類がある。 ①スタンダード会員(イベントガイド他を郵送・年会費2,000円) ②WEB会員(イベントガイド他を必要としない・年会費1,500円) なお、文化会館の大規模改修による閉館中に会員数減が予想されるため、 令和元年10月以降の更新の会員から期限の延長を実施した。 令和3年度末の会員数は1,557人(令和2年度末は1,387人) となっている。

0000404292.pdf (ichikawa.lg.jp)

 

<板橋区>

ロビー開放事業|板橋区立文化会館 (itabashi-ci.org)

 

 キッチンカー等のイベント事業(※ハッピーロード・遊座という巨大商店街に面している地理的な特徴があるという点に留意ですね)

 

 

 キッチンカー事業などはいいなと思いつつ、キラリふじみへ寄っていただける環境づくりが重要になってきます。

 

 ららぽーと富士見の開業で市の内外の多くの方が、「市役所付近に集う」ようになりましたが、その方たちが道路を挟んで反対側のキラリふじみで開催の行事やイベントにふらっとよってくれるようになったかというと、それはまだまだ別のお話です。図書館の展示ホールの方が、図書館に来る方が「知らなかったけど、何かやってるな」と立ち寄ってもらえる点では、来てもらいやすさでは上かもしれません。

 「ららぽーと富士見」と連携した、キラリで開催されるイベントの周知なども検討が必要かなと思います。

 

 昨日の「ふるさと祭り」、11月23日の「大地の収穫祭」クラスのイベントとなると、多くの人でにぎわいます。定期的に開かれているランチタイムコンサートも好評のようです。

 改めて、「自主財源の確保」という観点での研究はしていかなきゃな、と思いました。

 今回はまとまりが微妙ですが、これにて。