自民総総裁選挙告示のニュース一色ですが、今日は小泉訪朝から19年となる日です。

 当時19歳の学生だった私も38歳・2児の父。これだけ拉致問題が長引いているとは当時、予想もしませんでした。色々と悔やまれます。

 

 そして最近思うこと。(個人的見解であり、救う会の見解ではありません。)

 在野の運動家がすべきことは、この小泉訪朝を知らない世代が有権者になっていくことを受けても、しっかりとこの問題を啓発することが一つあります。

 しかし、国会議員の仕事を「啓発」と勘違いしている国会議員や運動家も。(あたかも拉致問題解決の責任を国民に転嫁するような書き方をした平気でした国会議員もしました) 

 国会議員が署名活動などを手伝うことをもって評価する人もいますが、それは本当は違います。拉致問題関係の法整備は支援に関する法律、また経済制裁に関する法律を含め、議員立法マターで、政府提出法案ではありません。(議員立法でできた法律の改正案を政府はやらないことになっています。)国会議員は立法府に属しています。すべきはこれらの法整備です。

 対政治家には具体的要求が必要です。「○○を頑張ってください」だと議員はお茶濁して逃げます。「○○について○○してください。」と具体的な要望をしていかないと前に進みません。

 改めて、この問題、ご家族がお元気なうちに何とかしなきゃ、と思いを新たにしました。