午後、「子どもの夢つなぐ市民運動☆ふじみ」のキックオフとなるイベントとして「始動フォーラム」が鶴瀬コミセンで開催されました。
写真は代表発起人である市長が手話でご挨拶をされている場面。
また東入間青年会議所富士見部会の平岡部会長が副会長となっています。
第1部は湯浅誠法政大学教授の講演。
貧困家庭は家庭力が落ちているケースが多く、「包丁を見たことがないを通り越して、包丁の存在を知らない子供がいる」という話を伺いました。そうした常識的なことを知らないところから学力の差につながり、貧困の連鎖につながるという話は印象に残り、考えさせられました。
第2部は県職員や各地で子ども食堂などに取り組んでいる方によるシンポジウム。
長女も一緒だったので、第2部はホールの外で聞いていました。
埼玉県の取り組みが今や全国に広がった「アスポート事業」(生活保護世帯への学習支援事業)ですが、現在、ジュニア・アスポートとして、小学生の貧困世帯を対象に学習支援の事業が試行的に始まり、その会場の一つが富士見市に選ばれています。
貧困の連鎖を断つため、行政としてできることをしっかりやっていかねば、と考えさせられるともに、今日の会の発起団体の一つである青年会議所としても何ができるかを同時に考えさせられました。