富士見市議会12月議会は本日午後4時ごろ閉会しました。

 今議会最大の争点だった、屋根復旧などリ来年5月のニューアルオープンに伴い利用料金を改定する総合体育館条例改正は賛成多数で可決。

 可決後、附帯決議が提出され全会一致で可決されました。

 

 今回、体育館の料金体系は大きく見直されます。

 本市では平成2年のオープン以来、料金の見直しが一度も行われてきませんでした。公民館等は平成17年に有料化されました。一方、体育館の高齢者利用の「無料」の見直しは行われず、同じスポーツをしても「交流センターや公民館の体育館では有料で、総合体育館だと無料」という矛盾がありました。

 今回、体育館のリニューアルに合わせて料金体系の見直しが行われ、高齢者の利用は、「無料」から「半額」に改定されます。

 

 また従来は「身体」障碍者に限定されていた障碍者の「無料」利用が、「知的・精神」障碍の方へも拡大される見直しが条例改正と同時に市教育委員会が行う施行規則の改正で実施されます。(私の質疑で明らかに)

 また午前・午後・夜間だった利用区分も、2時間単位に改定されます。

 

 リニューアルに伴い、従来なかった冷暖房が導入され、利用する場合の料金も設定されました。

 討論の中で会派として、利用団体への丁寧な説明や今後の利用状況を見ての料金の見直しを求めました。

 

 また今回、人事院勧告を受けての職員給与改定(全体としては給料が増額。また勤勉手当の増額や介護時間の導入)の条例・補正予算案が追加で出される等、いろいろと審議する事が多々ある議会でした。