本日、予算決算特別委員会総務分科会は国保会計と、後期高齢者医療保険特別会計の決算審査を午前中に終え、また総務常任委員会として議会だよりの編集日程等を確認して散会となりました。
決算審査では活発な質疑がありました。
国保会計では収納率、ジェネリック医薬品や滞納者対策等について。
後期高齢者医療保険特別会計では、滞納者への督促にあたっていた職員が訪問中、急にドアを閉められてけがをした事案や、滞納への対策について、質疑がありました。
国民健康保険はまもなく現在の市町村単位から県単位へ再編されます。再編後も国民健康保険税の収納は市町村の事務として残り、収納率が悪いと市町村に「ペナルティ」がある仕組みになることから、収納率向上は重要な課題です。
質疑では年間600万円以上の所得がありながら滞納している世帯が40世帯弱あり、多重債務の方が多いという事例もあることが明らかにされました。
市民税や国保税の徴収は収税課が行う中、後期高齢者医療保険は保険年金課の所管となっています。
改めて、債権管理条例の制定、収納のプロフェッショナルの育成と債権管理課の設置の必要性を感じました。