富士見市議会12月議会最終日。
 市長提出議案と議員提出議案の採決が行われます。

 手話言語条例と、農業委員定員条例について討論を行いました。

 富士見市は今回、手話言語条例が成立。朝霞市、三芳町に続いて北関東では3番目の成立です。
 条例の趣旨はいいものの、他の自治体と違い、条例に具体的な規定がなく、具体策は今後策定される「推進方針」にゆだねられます。職員への研修、市の窓口での手話対応の環境整備、市内事業所等への啓発等の具体策を方針にしっかり盛り込むよう求めました。

 本会議終了後、聴覚障害者の会の皆様が議場で記念撮影を行い、そこに議員も呼んで頂き、ご一緒しました。


 農業員定員条例。来年4月の現任の農業委員の任期満了をもって、農業委員は公選制から任命制へ移行します。新法には女性・青年層の登用を求める趣旨の規定も入っています。公募が原則となりますが、幅広い層への公募の呼びかけを求
めました。
 また新・農業委員と新設される農地最適化推進委員の定数は現行の農業委員の数を上回り、報酬額だけでも合計100万円近い支出増になります。今後の活動を見て、定数の見直しを行うよう求めました。