本日はタブレット利活用推進委員会の視察で、神奈川県寒川町へ視察研修へ行きました。
 非公式の委員会であるため、議員派遣と言う形で行きます。

 今回は6名の議員と議会事務局2名、そして執行部からも情報システム課長と総務課職員に来て頂き10名の視察団です。
 10時15分に池袋駅で集合。そこから茅ケ崎まで一本で行き、そこから寒川へ。

 お昼を食べて、町役場へ。







 庁内の機構図を見ていたら「収納対策課」があったり、市長部局に「健康スポーツ課」があったりとそちらも興味深かったです。また図書館に文書館が併設されていたりと、そちらも好奇心をくすぐられました。

寒川町のゆるキャラです。(ただし非公式!)



 寒川町のB級グルメを公募し、「棒コロッケ」に決定した際、それを応援するキャラクターだそうです。(富士見市でいう「東いるマン」みたいなものでしょうか??)



 午後1時半より、議長、議会運営委員長、事務局職員からお話を伺いました。



 寒川町議会では、議会改革推進のため3つの部会を設けるなどして検討を進めていく中で、ペーパレスの観点からタブレット導入についても議論。昨年12月議会で試行、今年の1月より導入し、今年の12月議会から完全ペーパレス(予算書・決算書を除く)に移行します。
 寒川町議会には89歳の議員さんもいるそうですが、使いこなされているそうです(2つの意味で、すごい!)

 寒川町では執行部・役所の会議ではもともとペーパレスで行われており、ある意味、議会だけが取り残されていました。(執行部も紙での会議が基本の富士見市とここが違います。)ペーパレスにより、紙の削減だけでなく、印刷作業に伴う職員の人件費・勤務時間にも効果が出ています。

 また議会に出る執行部用はもちろん、傍聴席用にも、タブレット端末が用意されているとのこと。

 寒川町議会では「MOREノート」というデータ共有システムを導入しています。これが注目され、今全国から視察が相次いでいます。ネット上のフォルダでデータを共有することで、個別のダウンロード等も必要なくなるほか、データの修正・差し替えも簡単にでき、効率的に行えます。(見ていて、これは便利!と思いました)



 コーヒーブレイクでは、地元のシュークリームをいただきました。これは地元の名産のPRも兼ねられています。全国から視察が相次いで、予算が足りなくなり、補正予算が必要なぐらいだそうです。
 クリームがたっぷりで、美味しかったです。

 活発な質疑応答がされた後、議場を見学させていただきました。



 その後、団体行動で池袋まで戻り、17時半に現地解散となりました。
 東上線で富士見市に戻るわけですが、途中、電車が止まって照明も消えるなど、いろいろとある中戻りました。いろいろとありましたが、収穫の多い一日でした。

【以下、余談】
 今、全国の議会でタブレット導入が大きな流れとなっています。もし今この分野で先進地になれれば、数年は全国から視察が相次いつぐ自治体になることができるでしょう。富士見市のPRという意味でも、大事な取り組みだな、ということを少し思うこの頃です。