今日の午後2時から富士見市市民福祉活動センター「ぱれっと」の会議室で開かれた「手話言語条例制定に伴う検討委員会」の第3回会議を傍聴してきました。
 手話関係の方を含め20名弱の傍聴者がおられ、関心の高さを感じました(うち議員3名)

 富士見市では現在、お隣の三芳町と合同で、12月の議会提案を目標に、手話言語条例の検討作業が行われています。
 今日の議論で印象に残った点として、聴覚障碍者の方から「日本手話という言葉を条例に入れてほしい。朝霞市の条例案はそうなっている。というのも、多くの健聴者が『手話は万国共通だ』と誤解している。外国から来られた聾者の方が手話で話されても私たちは理解できない。」また「日本手話と日本語対応手話も異なる」といった指摘がありました。

 全日本ろうあ連盟が作成した条例案や石狩市の条例を参考に議論が進められました。その中で印象に残ったのは「この条例は聾者だけのものでなく、すべての手話を使う市民のためのものだとい考えで、条例づくりを進めたい」という旨の話でした。
 今後パブリックコメントや10月6日には講演会あるいはシンポジウムのような形で啓発事業も予定されているとのこと。
 今後ともこのテーマは注視していきたいと思います。