地方議会の運営は、地方自治法、会議規則など様々な規定に基づいて行われています。

 当然、「規定」だけでは細かいところの運営がカバーできないため、「申し合わせ事項」や「先例」が拘束力を持ったものとして、議会運営では重要視されます。

 国会では衆議院・参議院がそれぞれ過去の議会運営の実例・先例をまとめた「先例集」「先例録」を編纂し、運営にあたっての規範になっています。地方議会でも「先例集」をつくっているところもあります。


 一方、富士見市議会では、現在は先例集の作成が行われていません。


 しかし、かつては行われていました。昭和60年に作成された富士見市議会先例集(第1版)を先日、富士見市立図書館で見つけ、その後、議会図書館の隅っこで眠っているのを発見。

 議会運営の透明化のためにも、30年ぶりにはなりますが、作成の必要性を感じる今日この頃です。


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