午後6時から、手話言語条例に関する学習会が、鶴瀬西交流センターで開かれ、参加してきました。富士見市議会からも計6名、三芳町長や三芳町議会からも参加されていました。

 
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 講師は、全日本ろうあ連盟事務局長の久松三二氏。

 「障害者の権利に関する条約」での手話の位置づけから、手話を言語として扱う法整備の必要性について、お話がありました。

 特に印象が残ったのは、欧米では、手話を扱う大学の学科があり、そこで手話通訳の養成がされている一方、わが国ではそれがまだない点、手話通訳で生計を立てるのが厳しい環境にある点についての指摘でした。手話通訳は「言語の通訳」として、扱われている、という点に大きな違いがあるというお話でした。


 手話言語条例を先に制定した、鳥取県や北海道石狩市の取り組みなどのお話もうかがうことができ、質疑応答では、私も質問もさせていただきました。


 富士見市議会では、3月議会で手話言語法制定を求める請願・意見書を全会一致で採択し、私も請願の紹介議員をさせていただきました。

 また市長からも手話言語法制定に向けて準備をしている旨、答弁がありました。

 このテーマについて、まだまだ勉強が必要だということを実感させていただきました。