いせだ幸正の「再挑戦」日記
先日の追悼式の事を短文にまとめ、21日付東京新聞読者欄に掲載していただきました。

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震災追悼式若い人多く

 会社員 伊勢田幸正 29(埼玉県富士見市)


 十一日に行われた東日本大震災一周年追悼式の後、一般国民も同式場で献花ができるというので、友人と誘い合わせて追悼式に足を運んだ。

 会場入り口前に若者がいた。ニュースを見て思わず来たのだという。喪服でもないし、入ろうか迷っていたのだ。私の連れが「気持ちの問題だから、あなたもいらっしゃい」と持っていた花を渡して一緒に献花、祈りをささげた。

 政府広報にも献花の記事はなかった。どうやってこれを知ったか隣の人に聞くと、インターネットという。また自分と同じ若い年代が非常に多く、国民の震災への意識がいかに高いかを肌で感じ、日本も捨てたもんじゃないと思った。

 この日の記憶が風化しない取り組みを考えなくてはと考えさせられた。