柴又帝釈天から徒歩8分ほどのところに「葛飾柴又寅さん記念館」があります。




山田洋次監督が名誉館長を務めるこの記念館の中は、映画で見ていた寅さんの世界が広がっています。

入口の扉が開いて一歩足を踏み入れると同時に寅さんのテーマ曲が流れ出して、寅さんが「よく帰ってきたなぁ」と優しく出迎えてくれたような気がします。




実際の撮影に使用された寅さんの実家である「くるまや」のセットや、そこに流れる見覚えある映画のワンシーンを見ていると、おいちゃん、おばちゃんやタコ社長が出てくる映画の中の世界が、まるで本当に自分の実家だったような錯覚にとらわれます。

実際に映画が上映されていた頃の自分の思い出とも重なって、とても懐かしい気持ちになります。


寅さんの実家のお団子屋のセット



 



タコ社長がいる朝日印刷所



帝釈天参道の町並み



 



 昭和の柴又のミニチュア模型



 



 階段を上ると江戸川の土手に出ます