妖怪ウォッチに登場する“七人ミサキ”という七人組の集団亡霊は、
柳田國男の“七人御先(みさき)”がモデルになっています。
“七人御先”は災害や事故で非業の死を遂げた人霊で、出逢った人を高熱で取り殺しますが、一人殺すと七人御先の内の一人が成仏するため、人数は常に七人で増減することはありません。
また仏教では、亡くなってから7日ごとに閻魔大王による裁きが行われ、7×7=49日に極楽浄土へ行けるかどうかの判定が下されるといい、遺族はこの期間、7日ごとの裁きの日に合わせて法要を行い、故人が成仏できるように祈ります。
このように怨みを持ったままで死んだ霊たちの怨みを解き、苦しみから救うという御霊信仰や、一般の人霊の死後成仏していく霊界プロセスが、“七”という数霊と深く関わっている気がします。
柳田國男の“七人御先(みさき)”がモデルになっています。
“七人御先”は災害や事故で非業の死を遂げた人霊で、出逢った人を高熱で取り殺しますが、一人殺すと七人御先の内の一人が成仏するため、人数は常に七人で増減することはありません。
また仏教では、亡くなってから7日ごとに閻魔大王による裁きが行われ、7×7=49日に極楽浄土へ行けるかどうかの判定が下されるといい、遺族はこの期間、7日ごとの裁きの日に合わせて法要を行い、故人が成仏できるように祈ります。
このように怨みを持ったままで死んだ霊たちの怨みを解き、苦しみから救うという御霊信仰や、一般の人霊の死後成仏していく霊界プロセスが、“七”という数霊と深く関わっている気がします。