将門首塚の意味 ２

将門首塚は、江戸城の大手門のすぐ近く、江戸城と江戸の町の“境”となる場所にあります。

大手門は城の正門であり、一般の家では玄関にあたります。

風水で玄関は“気”が出入りする重要な場所と位置づけていて、玄関からは良い気も悪い気も入ってきますが、清潔にすることにより良い気を取り入れ、また観葉植物などを置いて悪い気を吸収させ、マイナスエネルギーの室内への流入を防ぐ方法が取られます。

これと同じことが江戸城の場合にもいえるのではないでしょうか。

大手門から進入しようとする、非業の死を遂げたり怨恨の想いを抱いている邪気邪霊たちを将門塚に集め、年に一回は必ず供養することで成仏させ、城内へは明るい発展的な良いエネルギーのみを取り入れる、浄化装置のような役割を首塚はしているのではないか？と思います。