少し前まで占い師として気学での方位鑑定をしていたため、わずかな方角の違いでもすごく気になってしまうのです。
早速、パソコンに入れてある地図で、本に書いてあったように江戸城の本丸跡を中心にして、増上寺の方位を測定してみました。
360°を十二支の12で割るので、1支が30°になり、0°から左右15°ずつ取った合計30°が「子(ね)」の北方位になります。
したがって、鬼門に当たる「丑寅(うしとら)」の方位が北東の30°×2=60°になるので、15°~75°の範囲。
裏鬼門の「未申(ひつじさる)」方位が南西60°になり、195°~255°の範囲になるのです。
そして、問題の本丸跡から増上寺の方位を測定してみると192°なので、195°の南西方位に届かず、「午(うま)」の南方位になってしまいます。
