それは、パワースポット巡りの事前準備で、「増上寺」について調べているときでした。

最近では、ありがたいことにスカイツリーの開業も影響して、東京のパワースポットに関する情報がネットや書籍でたくさん手に入るようになりました。

その中でも、しばしば目についたのは
“江戸は徳川家康のブレーンだった天海僧正によって入念に法をほどこされた
呪術都市である”
“鬼が出入りするといわれている鬼門(北東)と裏鬼門(南西)の方角には寺社を
配置して災難よけとした”という記述でした。

そして、これから行こうとしている増上寺も裏鬼門鎮護の寺社としてピックアップされていたのです。

普通だったら「そうだったんだ」ぐらいで軽く済ますところですが、その時は実際に訪れる前だったので、一応位置確認のため地図を広げてみました。

すると、「これは南西じゃなくて南だろう!」という気がしてきたのです。