今回は、観音様の功徳についてつづってみようと思います。
『観音さま入門 』という本の中に、浅草寺の清水谷孝尚貫首が「私の聞いた観音さまのご霊験」というテーマで書かれている文章があります。
それには、観音様を信仰されている方たちやそのご家族が生命の危機に瀕したときに、一心に帰依することで見事に救われた感動的な体験談が載っていますが、ぼくの知人にも不思議な体験をした人がいます。
彼は浅草寺の近くに住んでいて、毎朝出勤する途中にお参りしてから会社に行っているのですが、ある時急な臨時収入があったそうです。
すぐにお金をおろした帰り道、ふと再び浅草寺に行きたくなり、すでに閉まっている扉の前で短い時間手を合わせ、終わって石段を下りてくると、そこで偶然にももう十年以上会ってなかった学生時代の友人とばったり出くわしました。
懐かしさのあまり、近くの喫茶店に入りよもやま話をしているうちに、友人の父親が急病で手術を受けなければならなくなり、あまりに突然だったのでお金に困っている、ということが分かったそうです。
彼はその時、今さっきおろしたばかりのお金をちょうど持ち合わせているのに気づき、これもきっと観音様のご配慮だと思い、友人に少しのお金を融通してあげたそうです。
彼はこの出来事によって、今までよりもっと身近に観音様の存在を感じることができるようになった、ということでした。
『観音さま入門 』という本の中に、浅草寺の清水谷孝尚貫首が「私の聞いた観音さまのご霊験」というテーマで書かれている文章があります。
それには、観音様を信仰されている方たちやそのご家族が生命の危機に瀕したときに、一心に帰依することで見事に救われた感動的な体験談が載っていますが、ぼくの知人にも不思議な体験をした人がいます。
彼は浅草寺の近くに住んでいて、毎朝出勤する途中にお参りしてから会社に行っているのですが、ある時急な臨時収入があったそうです。
すぐにお金をおろした帰り道、ふと再び浅草寺に行きたくなり、すでに閉まっている扉の前で短い時間手を合わせ、終わって石段を下りてくると、そこで偶然にももう十年以上会ってなかった学生時代の友人とばったり出くわしました。
懐かしさのあまり、近くの喫茶店に入りよもやま話をしているうちに、友人の父親が急病で手術を受けなければならなくなり、あまりに突然だったのでお金に困っている、ということが分かったそうです。
彼はその時、今さっきおろしたばかりのお金をちょうど持ち合わせているのに気づき、これもきっと観音様のご配慮だと思い、友人に少しのお金を融通してあげたそうです。
彼はこの出来事によって、今までよりもっと身近に観音様の存在を感じることができるようになった、ということでした。