Tomokoです。
さて，いつだったかな，１か月前くらい？
「学校教育における掃除文化」
について，ワイドショーで
ロンブーの淳さんが「意味ない」
という意見を述べられ，驚いたんです。
そうしたら，著名な憲法学者が
「児童の酷使に当たる」という
仰天意見を述べておられるのを見つけ
学校業務改善アドバイザー？だったか
そういう肩書きの人まで
趣旨，目的が不明，業者にやらせるべき
みたいなことを言ってて・・・
私の中で危険信号が点滅。
いやいやいやいや・・・
学校教育における掃除の趣旨，目的
って，はっきりと言わないと分からない？
日本の学校で全校生徒が教室などを
掃除している動画を見て
世界中の人が「羨ましい」
「これが日本の強さか」
と驚きとともに称賛しているのですよ。
日本の街，公共のトイレまでもが
綺麗なのは，学校における掃除文化の
お陰だと思うのです。
それで，少し調べてみました。
そうすると，日本の学校における掃除文化は
寺子屋から・・
仏教における作務，という修行なんだそうです。
また，神道における祓い，というもの。
つまり，仏教と神道という日本古来の伝統が
生活様式にまで具現化したもの
というわけなのです。
http://human.kanagawa-u.ac.jp/gakkai/student/pdf/i14/140319.pdf
↑この方の論文はとても参考になりました✨
そういうことを言い出すと
また著名な憲法学者が
「信教の自由を侵害する」
なんていう頓珍漢なことを言い出しそう
で怖いのですが
一般社会におけるモラル，社会通念は
古来からの人々の意識によって
作られていて，日本には日本の文化があり
それが仏教や神道と密接に関連している
というだけであり
それが誰かの信教の自由を侵害することには
ならないですよね。
例えば
私の祖父は敬虔なクリスチャンでした。
お正月に神社にお見舞いに行くこともない。
毎週教会の礼拝に通っていて
朝晩，長いお祈りをしていました。
そんな祖父ですが
我が家の居間として使っていた和室が
祖父の寝室でした。
思い起こすと，祖父は，毎晩
就寝前に，和室を箒で掃いて掃除をして
家中のゴミ箱のゴミを集めて外の
大きなゴミ箱に捨てる
というのが日課でした。
残念ながら，私は，掃除が苦手で
汚れたら渋々掃除をする，という具合。
だけれども，祖父は，汚れていようがいまいが
毎晩必ず，掃除とゴミ集めをする。
それから布団を敷いて寝ていました。
それが生活習慣になっていた，ということで
昔の人（祖父は明治生まれ）のそういうところ
私は，すっごく憧れます。
だから，掃除文化が信教の自由の侵害
にならないことは明らかですね。
（本気でこんなことを説明しないといけない
のが笑っちゃいますが。。）
それで，私なんですけど
昔からの読者さんはご存知だと思いますが
片づけと掃除が大の苦手。。
（恥ずかしながら家事代行さんを頼んでます）
小学生の頃から母は忙しくしていて
祖父の居間以外の共有スペースは
子供達が順番に週末にやる
ということだったのですが
それが嫌で嫌で・・・
母は，自分もやらないけど
口うるさくない人なので
やらないからってガミガミ言われることもなく
すると，やっぱり家は常にちょっと汚い。。
それでも生きていけるし〜
掃除面倒だし〜
って感じで大人になりました。
ただ，子育てしていて
家の中が綺麗であることが当たり前
という習慣が，息子にとっても大事だろう
と思って，家事代行さんをお願いしている
というわけなんです。
ですが，この約１か月。
神道の祓い，という意味では
汚れていなくても掃除する
ということが大事で
仏教の作務も，毎日の修行ですから
毎日掃除しよう，と決めました。
毎日毎日家中を掃除機かけるんですが
毎日やっているうちに
細かいところも気になってきて
おもちゃが積み上がって埃っぽく
なっているところとか
キッチンの
油とか調味料を置いているところとか
毎日，どこか気になったところも
重点的にやっています。
きっとこれ，毎日毎日やってたら
拭き掃除まで始めるだろうな，と思います。
毎日やってても，１時間くらいかかるんですよ。
だから，必然的に早起きになるし
そうすると，夜も早く眠くなるし
とにかく，家が綺麗って気持ちいいんです。
皆さんも，是非やってみてください。
お勧めです✨✨✨
ほんとにほんとに気持ちいいですよ。
学校でのお掃除タイム
なくしたくないですよね。