お笑い芸人の有吉弘行さんと

フリーアナウンサーの夏目三久さんが

ご結婚されたとのこと

おめでとうございます✨✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご結婚されるにあたり

夏目三久さんが芸能界を引退されるとのこと

これについては,多くの人が

称賛されて微笑ましく思っているようです。

 

 

これに対して

一部の方からは

「女性が男性を支えるために仕事を辞める」

そのことが称賛されることに

ネガティヴに感じる

というような声も聞かれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も出産後に,辞職しました。

いわゆるキャリアウーマンと言われる

ような職業でした。

妊娠前は,出産したら

夫に育児休暇を取ってもらって

0歳児の4月のタイミングで復帰しようと

(保育園入園の関係です)

思っていました。

本気で。

夫ももちろん,了承していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし,我が子と暮らす生活を経て

私は,世のため人のためを思って

仕事に邁進してきたけど

それよりも,我が子だ。

と思ったんです。

また,幸い,私は,いつでも仕事に

復帰したければ復帰できる資格を持っている。

このまま仕事を続けるのか

目に入れても痛くないほど可愛い

我が子と過ごす時間を選ぶのか

と考えたときに,我が子との時間を

選びました。

(それほどまでに前職は過酷でした。

今は変わってきているかもしれません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから私は,辞職しましたが

同期の女性からメールをいただいて

「旦那さんを支えるというのも

女性の生き方だから,その選択

生き方を応援するよ」

と激励されました。

しかし,私としては少し違和感だったんですね。

私は,幼い我が子と同じ時間を過ごしたいだけで

夫を支えるために辞職するわけではない,と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私もどこかで,抵抗があったのですね。

「内助の功」だとか

さだまさしさんの「関白宣言」だとかに

なんだかな〜と思っていました。

なんとなく,そういう価値観って古い。

女性蔑視なような気がする

と感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな考えだったからだと思います。

夫はとても激務で

毎日終電ならまだよくて

終電逃してタクシーや泊まり勤務も

当たり前,という状態でした。

私は,毎日お弁当を作っていましたが

夫からは

「しんどい」

「労ってほしい」

と言われました。

え?労うってどういうこと??

と,本気でわからなかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私だって,あなたが全く家にいないのに

毎日一人で子育てやっているのよ。

家事も育児も,私一人でやっているわ。

掃除も洗濯も,毎日のお弁当作りだって。

「労ってほしい」ってどういうこと?

って。

なんとなく,どういう思考回路なのか

今では理解不能に近いのですが

「責められている気がした」

のです(今では謎です)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと,外で大変な思いをして

働くことに,感謝しろ,と

「言われている気がした」

んですね。

だから「労ってほしい」

と言われるたびに,嫌な思いがして

「私だって頑張っているのよ!」

という謎の対抗心が生まれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも,あるときに,あるきっかけで

気づいたんです。

もしかして「労ってほしい」

というのは,夫が家族のために

身を粉にして働いていることは

夫にとって生き甲斐であり

それは全て,私と息子のために

やっていることなんだよ

っていうことを

「わかってほしい」

というだけなのだということに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は,それに気づいて愕然として

「もしかしてあなたは

私と息子のために大変な仕事を

してくれているの?」

と,今思うと,当たり前のことなのですが

聞いてみたんです。

そうしたら,夫は

「そうだよ〜!」

と,とても嬉しそうだったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある朝,夫に

「私と息子のために

大変な思いをしてくれてありがとう」

って言ったら

「今日も,おたあ(私)と〇〇ちゃん(息子)

のために,自己犠牲してくるね!」

って,笑顔で出勤していきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと!「自己犠牲」は仕事に対して

ではなかった!

仕事でしんどい,というのは

家族のための「自己犠牲」

それができることが夫の幸せなのだと

そのときに初めて気づいたんです。

夫がそのように考えていることを

「わかってほしい」

ということが

「労ってほしい」

ということだったんだな,と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族のために身を粉にして働く男性

ってかっこいいと思います。

それを支える妻,主婦の存在って

私は,美しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で,外で働くことが使命であると

考えて働く女性も素晴らしいし

尊敬します。

検察庁でも,そういった女性幹部が

いらっしゃいました。

お子さんが2人いらっしゃって

その母性に安心したし

子育てしている女性が社会進出することって

社会にとってとてもいいことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうやって,女性は自分の生き方を選べる。

そこが女性の特権ではないでしょうか。

夏目三久さんが引退することで

「女は家庭に入るべきだ」

と言われているような,そんな気なんて

しなくていいと思います。

一部でそういう考えの方もいるかもしれないけど

ほとんどの人は,そう思っていない。

ただ,お二人がお幸せそうで微笑ましい

と思って称賛しているのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社会に出て働く女性も

専業主婦も兼業主婦も

協力し合って輝ける日本で

あってほしい,そう思います。

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男性と戦ってしまう方

気持ちはわかるけど

その戦いは不毛です。

男性の女性に対する愛は深いです。

そして,女性同士も戦うなんて悲しい。

お互いに助け合って尊重し合って

生きていきたい,そう思います。

 

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