こんにちは。

今日はよく冷えましたね。

しかし、北陸の皆さんのことを思えば、

寒いくらいで文句を言ったら罰が当たりますよね。

テレビに現地の様子が映し出されるたびに胸が締め付けられる思いです。

まだまだ大勢の方が行方不明とのこと。少しでも早く救出されることを祈るばかりです。

 

さて、昨日も今日とよく似た良いお天気でした。

本年度8回目のエコツアーは、安乗埼灯台に行ってきました。

安乗埼灯台大型車駐車場に集合して堤防沿いに安乗神社を経由して安乗埼園地でお昼。そして少し戻ってうらの浜に出て半島の西側を通って安乗漁港。郵便局前から尾根伝いに並ぶ集落を通って元に戻るおよそ4キロのショートコースです。

 

冷たい潮風を感じながら出発です。

 出発の大型車駐車場

 

右手は太平洋。遠くに大型船の行き交うのが微かに見えます。

堤防道路を半島に向かいます。

 堤防道路

 

写真奥が安乗埼灯台のある安乗埼園地です。

この堤防道路も、

最近は、園地が整備され”キンコ芋”で知られるカフェの人気が高まり車の行き来が増えているので要注意です。

 

10分も歩くと堤防道路が終わり上り坂です。

 上り坂

 

坂を上りかけてすぐ左に安乗神社の階段があります。

 安乗神社の階段

 

上り口の石碑におばあさんが日向ぼっこをしている写真・・・これは、実は下見の時に撮った写真です(ご容赦)。

国の重要無形民俗文化財に指定されている人形芝居「安乗文楽」は、9月に安乗神社の舞台で開催されます。

 写真奥が「安乗文楽」の舞台

 

また、安乗文楽は、”安乗の人形芝居保存会”と”東海中学校郷土芸能クラブ”の皆さんによって上演されていて、伊勢志摩国立公園協会が主催する第2回石原円吉賞も受賞されています。

さて、神社の境内を通り抜け、家々が密集する細くて曲がりくねった道を抜けていくと分岐があり右に折れます。ちなみに左方向は専用駐車場です。

 分岐を右に

 

2つの分岐を右に右に進み竹藪を通り抜けると東屋があり、展望が開けて太平洋です。

 東屋

 

ここから見る安乗埼灯台はまさに”絵はがきモノ”です。

 東屋から安乗埼灯台

 

安乗﨑灯台と打ち寄せる波

 

絶景ですね!

全員が存分にカメラに収め、今回のお昼を予定している安乗埼園地に到着です。

 安乗埼園地到着

 

出発からおよそ30分です。

ここで少し早めの昼食ですが、灯台あり芝生広場あり、そして人気のカフェもありますので、ゆっくりと自由時間としました。

 

とは言え、ほとんどの方がまず灯台に向かいました。

チケット売り場手前に早々と菜の花が咲いていました。

 灯台手前の菜の花

 

 

そして、灯台です。

 安乗埼灯台

 

灯台の足元にはスイセンが咲いていました。

 スイセン

 

白い灯台には白いスイセンが良く似合いますね。

そう言えば、鳥羽湾に浮かぶ菅島・・・菅島灯台のスイセンも今が見頃でしょうね!

 

灯台の入場料は大人300円。

狭いらせん階段を上ると絶景が待っています。

灯台の展望台から大王埼灯台

 

写真奥には微かに大王埼灯台が見えます・・・逆光がまぶしくまたきれいですね。

西側に回ると、左奥に”風待ち港”的矢(まとや)です。

半島の西側。写真奥が的矢

 

今の時期、的矢ではカキの養殖が最盛期を迎えています。去年行ったカキ料理店「はしもと」のカキフライは最高でしたよ!

・・・て、そんなことより(笑)、足元の海の水が透き通ってきれいですね。

 

灯台から見下ろすと半島の形がよく解かります。

灯台から半島を見下ろす・・・芝生広場

 

さて、そろそろ腹ごしらえです。

芝生広場にあるカフェにGO!・・・ですが、手前の「駆逐艦・春雨 救難記念碑」にお参りしてからです。

 春雨救難記念碑

 

春雨は、嵐を避けて的矢湾に向かう途中、この湾口の岩場に座礁して多くの乗り込み員が無くなっています。1911年のことです。

 

広場を挟んでカフェは向かい側です。

 カフェ

 

思わず”速足”に!(笑)

入口にはメニュー看板が。

 メニュー看板

 

中に入ると、

なかなかシャレたお店ですよ。

3面がガラス張りで、店内からも灯台が見えるんです。

 カフェ店内

 

このお店を経営する上田商店は、”キンコ芋”を作っていますので、ロールケーキやプリンなどメニューも”芋”にこだわっています。

撮影の時は空いていましたが、この後満席となる人気ぶりです。

 

・・・で、我々は、その中でもユニークな「さつまいもごはんの自家製カレープレート1,390円」をいただきました。

いつものエコツアーはおにぎりが定番ですが、たまには良いですよね・・・まっ、とにかく、野菜たっぷりとお芋ご飯、そして独特のルー・・・「うまかった~ぁ」。

えっ!、写真?・・・すみません。撮り忘れました(笑)。

 

カフェ前で集合して出発です。

その前に、きれいなトイレで用を足して・・・、

もうワンカット・・・

カフェ前からの灯台

 

安乗埼灯台は、角度を変えると色んな表情を見せてくれます。

 

午後は、安乗神社まで戻って、

 新年の幟があがる安乗神社

 

堤防道路の手前を右に向かいます。

 坂を下って右へ

 

細い路地を抜けると西側の堤防です。

 うらの浜の堤防とトイレ

 

そして、堤防に上がると、うらの浜です。

うらの浜

 

太陽光線の加減でしょうか。海の色が見事なコバルト色です。

夏場には海水浴もできそうですね。

 

堤防沿いに10分くらいで安乗港です。

 安乗港

 

この入り江を向いの市場までぐるっと回ります。

 安乗港市場

 

そして市場の向いにある駐車場の奥に有名な!?「清盛石」があります。

 「清盛石」前

 

解説版を見ると名古屋城建築の為、加藤清正が運んできた石とあります。それが途中、運搬船が浸水したためやむを得ず安乗沖に沈められ、昭和14年になってサルベージ会社に依頼してが引き上げたのがこの石とのこと・・・で、沈めた石は”2つ”とあります。すると、あと1つは?・・・ロマンですね。

 「清正石」

 

それにしても何百年の年月を感じさせないほどきれいに磨かれていました。

 

さて、ショートコースですので、早や終盤です(笑)。

坂を上っていくと半島の尾根道です。

郵便局を過ぎて郵便ポストのある三叉路を左に折れます。

 郵便ポストの三叉路を左へ

 

間もなく分岐ですが、よく見ると右に路地があります。

 分岐。右の路地へ

 

左手にお墓を見ながら路地を下って行くと、突き当りが海岸道路です。

 突き当りが海岸道路

 

写真で見ると、映画のロケ地の様でもあります。

そして、左に曲がれば出発地点、即ちゴールです。

安乗園地からおよそ1時間くらいです。

と言うことは、歩行時間は合計1時間30分。

・・・まっ、距離的にはちょっと「物足りない」くらいでしたが、絶景ポイントだらけのウォーキングでした。

お正月明けのツアーとしては、丁度いいくらいかも?(笑)

そんじゃ、また。

しげじい