こんにちは。
朝方からの雨もやみ、
既に道路は乾いています。
蒸し暑さはありますが、さほど暑さは感じません。
今日は、雨で朝の散歩を省略しましたので、
2~3日前の写真を紹介します。
出かけしな、
道路で、カタツムリが這っているのを見かけました。
アスファルトの上を悠々と方向が定まらないままに進んでいます。
ここんところ、雨が降ったり止んだりの所為か、
カタツムリもどうして良いかわからないみたいです(笑)。
にしても、
車の行き交う路上のこと・・・
こんなのんびりペースではきっと踏みつぶされてしまうでしょう。
撮影後は、道路わきの土塀の上に移動させておきました。
ちなみに、カタツムリは貝の仲間なんですよね。
アサリとか、サザエとかが海に棲んでいるのに対して、
カタツムリなどは陸産の貝類に属し、マイマイと総称されます。
先ほどは、「のんびりペース」と言いましたが、
サザエなどに比べると、はるかに活動的ですよね・・・失礼しました(笑)。
それにしても、近頃はそのカタツムリの姿を見かけることも少なくなりましたよね。
さて、浜辺に行き砂防堤のところで、
こんな見事な光景を見ました。
浜辺の鳥たち(伊勢市大湊町鷲が浜)
先般のブログで、
ハマシギかも?と紹介しましたが、
どうも違ったようです。
写真の群れをよく見ると、
2種類が混ざっているように見えます。
で、図鑑とネットで調べて見ると・・・
次の3羽はムナグロでしょう。
・・・いや、ハラグロじゃなくて(笑)、”ムナグロ”ですよ!。
腹の黒いのは、人間ですから!(笑)。
僕も大きな声では言えませんが・・・(笑)。
解説にあるとおり、目から腹にかけて黒いのがよく分かります。
ムナグロは、春と秋の渡りの途中に日本に立ち寄るようです。
昆虫類が主食と言うことですから、
この浜辺では、
カニなどの小さな甲殻類などを捕まえて、お腹を満たすのではないでしょうか。
で、次の写真・・・
手前の2羽のお腹は、黒くありません。
姿は、ムナグロそっくりですが・・・。
調べてみると、どうもムナグロの幼鳥のようです。
成長して黒くなるそうです。
・・・どうりで、仲良く一緒なんですね。
と言うことで、
先般のハマシギと間違えたのはムナグロの幼鳥だったようです。
訂正いたします。
ところで、そのムナグロのず~と向こうに微かに船の姿が写っていますね。
そちらにズームしてみると・・・、
漁師船がたくさん出ていました。
わりと珍しい光景なので、
散歩途中に出会った人に聞いてみると、
「バッチ網」とは、
三重漁連のホームページによると
「2隻の漁船で袋状になった網を曳いて魚を獲る漁法」とあり、
イカナゴ(コウナゴ)やシラスなどを獲ります。
シラスは、大きな川の河口、
汽水域の動物性プランクトンが発生する海域に集まるとのことですから、
丁度、この辺りは伊勢の清流・宮川と五十鈴川の河口に当たり、
シラスの集まる条件がそろっているんでしょう。
伊勢志摩地方では、鳥羽市答志島のシラス漁は有名ですが、
我が町の目の前でシラスが獲れるとは、
正直、知りませんでした。
・・・おはずかし~い(笑)。
そう言えば、
大湊では、アサリ、ハマグリ、バンジョ(ツメタガイ)採りが盛んですが、
マテガイはあまり知られていません。
僕も以前、1度だけマテガイ採りをやりました。
干潮時、
干潟の砂地にあいている小さな穴(息)に塩を振りかけると、
驚いたマテガイが、ピュッと飛び出してくる・・・例の採り方です。
そのマテガイ・・・今もたくさんいるようです。
次の写真・・・
アサリとかカキとかの貝殻の中に、
マテガイもたくさん混じっています。
でも、地元では、マテガイはあまり相手にされていません。
・・・ので、あえて次の大潮には、
マテガイ採りにチャレンジしてみようかなっ、と思いはしますが、
ちょっと”待って”ください(笑)。
休みの日は、これでも結構忙しくて・・・(笑)。
まっ、何時の事やら・・・。
せめて、マテガイの殻がもっと硬ければ、
伊勢志摩国立公園協会の「クラフト教室」に使えるんですが・・・。
そんじゃ、また。
しげじい
伊勢志摩国立公園協会
0599-25-2358