伊勢の地はなぜだか特別な場所であるような気がしませんか?
頬に感じる風までもが特別な気がします。
そんな素晴らしい場所にひっそり佇むのが伊勢福音です。
そんな伊勢福音で行われた、今年最初の礼法大和撫子のお稽古。
室礼として飾られたお軸は「吉祥」
おめでたいお席にはとても相応しいとされております。
そして飾られたお花は「松と薔薇」
和の空間に「薔薇?」そう感じられる方も多いのではないでしょうか?
皇風煎茶禮式のお茶席では松と薔薇はよく飾られるものなんです。
そして、そのお花、お菓子…の一つ一つお名をつけます。
「松と薔薇」初春に飾られたこのお花には「不老不死」と名が付けられました。
名付けの想いには、どこか「常若の思想」に通ずるものがあるような気が致します。
伊勢の地で20年に1度繰り返される「式年遷宮」
古と今と未来が永々に繋がる式年遷宮
そこには、常に若々しく美しく生き、その精神を子孫へ伝えたいと願う人々の思いも重なる。
「常若の思想」と表現されております。
常若とは、衰えることなく瑞々しいエネルギーがあふれている状態
「常に若く瑞々しいままで永遠に」
やっぱり伊勢の地は素敵で特別な場所ですね。
「お茶の味、礼法を踏まえた美しい所作、もてなしの心」を大切に一つ一つを身につけていけたら…と昨年秋より伊勢福音では月に一度、皇風煎茶禮式のお稽古「大和撫子教室」をスタートしております。
特別な伊勢の地だからこそ身につけておきたい日本女性の嗜みです。
そして、もう一つの想い。
伊勢の地で永遠の愛を誓った新ご夫妻様が、同じ時を二人で歩み、何十年もの時を重ねた時に
「ありがとう」「これからもよろしく」…感謝の気持ちを互いに伝えあい、新たな絆を結ぶ「常若婚」を「常に若く瑞々しいままで永遠に…」常若の思想が根付く伊勢の地でお迎えいただきたい。
「結婚式」ははじまりの時…
素敵な人生を…と願い、お二人の結びの時をご一緒させていただきます。