最近読んだ本について書いてみよう
- ポリー・トインビー, 椋田 直子
- ハードワーク~低賃金で働くということ
著者のポリー・トインビーさん(英国人ジャーナリスト)が
最低賃金の職場を実際に体験し、その体験を元に書き下ろした本。
「鉄の女」とも言われたサッチャー政権時代に推進した公共サービスの民営化
が実際にどういった影響をもたらしたのかを体験を元に書かれているため
非常に興味深く読むことができた。
民営化することで企業間に競争が生まれ、より安い価格で良いサービスを
提供する企業が生き残る。その意味では意図したものとなっている訳だが
その労働実態はヒドイものである。
結局、『民間に委託される公共サービスは老人介護、清掃、公立学校の給食おばさん
など「女の仕事」として軽く見られ、賃金も安い作業が中心になっている』と書かれている
通り、ターゲットは女性となっている。しかもその多くは母親で、子育てとの両立のため
ある特定の時間だけといったかたちで短時間勤務志望という人が多い。
企業がそこにつけこみシフトを細かくわけてあたかも働き安いというイメージをもたせ
安い労働力を確保する。
あくまで英国での体験談かと思うはなしだが、「公共サービスの民営化」「民間への事業委託」
これらの言葉は、日本でも最近(?いや結構前から)耳にする言葉であり
他人事ではないのかと感じた。
国民の生活が豊かになってきていると盛んに言われているけど、
最低ラインの層の生活はなんら変わることはない。
高収入層が青天井となって上昇していて、マスメディアがこぞって
取り上げているから無意識のうちに好景気と錯覚しているのではないのかな
本の中にもある表現ように、お金がないということは
よく足を運ぶカフェであったり、本屋、レストラン等のあらゆる場所に
「立ち入り禁止」の大看板がかかっているようなもの
そんな生活耐えられません。。。
サービスを提供する会社に属する一人間として
インパクトを計算する際には、こういった負の局面についても考える必要
があるものだと勉強になりました。
- 大前 研一
- 遊ぶ奴ほどよくデキる!
- 川北 義則
- 男の品格―気高く、そして潔く
この2冊は「仕事」と「遊び」のバランスについて
ここでメモがわりに
<遊ぶ奴ほどよくデキる!より>
ビジネス書の読み方
最初から最後まで読み通そうと考えない
目次、前書き、後書きに目を通して本のテーマや全体像をイメージ
章タイトルや小見出しに注意しながら本文の斜め読みを始めるのがいい
イメージをつかんだ上で読み進めていくと、最も重要なポイントが書かれた
ページにさしかかった途端に自然と手が止まる。
歴史・時代小説等、歴史関連の本の読み方
歴史上の人物たちにまつわる物語を通して彼らのパワーや人生観
を吸収したいという欲求を満たしてくれる。
ポイントは誰を描いた作品かを意識して本を選び、読むこと。
実は敗者や非主流の人々にこそ、乱世を生きるうえで示唆にとんだ
記述が多い。
哲学書、自然科学書の本の読み方
日々刻々と変化する社会、企業環境の中で本当に必要なのは
どんな状況でも変わることない生きる姿勢。
この根本の部分を考えさせる刺激を味わうこと。
<男の品格>
「仕事」は男の中身を作り、「遊び」は男の行間を広くする。
という帯の一言につきる。
人生は楽しんだもの勝ちという訳でした。。。まあ確かにそうだけどさーーー
最後に。。。
昨晩スマステーションで「世界で活躍する日本の女性」について
特集してたけど
同じ人間なのになぜこんなにエネルギーに差があるのか!?
と感じざるをえなかった。。。
いや、おれにもあるはず 「エネルギー!!!」