センター氏kンで9割をとるのは、なかなか難しいものです。

 

2018年度の数学ⅡBの平均点は51.07点でした。

 

 

センター数学は、意外と難しい試験です。

 

しかし、問題自体はそこまで難しくはありません。

 

なぜ、受験者の多くは点数が取れないのか。

 

 

それの答えは、時間です。

 

なので、センター数学の突破口は

 

『時間との勝負!』です。

 

とはいえ、いきなり8割、9割取るのは至難の業です。

 

ですからこれからまず8割、9割を取る上で必要になる情報をお伝えしていきますので

 

ぜひ最後までお読みください!

 

 

 

こんにちは、リクトです!

 



前回お伝えした通り、今回からはセンター数学ⅡBの構成傾向についてお話していこうと思います!

 

 

 




平成29年度のセンター試験数学の問題構成は以下のようになっています。

 

 


〈第1問〉三角関数・指数関数・対数関数

 

〈第2問〉微分積分

 

〈第3問〉数列

 

〈第4問〉ベクトル

 

〈第5問〉確率分布と統計的な推測

 

 

 

ⅠA同様に、このうち〈第3問〉〜〈第5問〉は大問を2つ選んで

 

解くことになるので、

 

全部で4つの大問を解くことになります。

 

 

 

数学ⅡBは、センター試験の他の理系科目と比較しても

 

例年平均点が低く、難関です。

 

 

試験時間は数学ⅠAと同じ50分であるにもかかわらず、

 

必要な計算量は数学ⅡBのほうが圧倒的に多いです。

 

 

さらに、どの大問もまんべんなく計算が必要です。

 

 

実際、センター試験本番で数学ⅡBの点数がとれなかった方の多くは、

 

「問題がまったく分からず、手も足もでなかった。」のではなく、

 

「時間が足りなかった。もっと時間さえあればできた。」というケースです。

 

 


特に理系の方は、

 

志望大学の受験にあたり数学ⅡBの受験が


必須となっているところも多いので、

 

この壁を必ず乗り越えなければいけません。

 

 

しかし、平均点が低いという事は、

 

数学ⅡBの出来次第では他の方と大きく差をつけることができます!

 

二次試験以降を有利に進めるためにも、


重点的に対策を行うようにしましょう!

 

 

 

数学ⅡBは選択問題(第3問~第5問)がありますが、

 

受験生の大半の方が解答する第3問・第4問、


ならびに解答必須問題の第1問・第2問の概要を紹介していきます。

 

 

 

第1問では、三角関数・指数関数・対数関数が出題されています。

 

 

数学ⅡBのなかでは比較的解答しやすい分野なので、



確実に押さえておきましょう。

 

 

いずれの関数の分野においても、

 

それぞれ公式(三角関数でいえば、倍角・半角・加法減法)が


多くありますので、

 

問題に合わせて使える公式を見極められるようになる必要が


あります。

 

 

前回紹介したチャートなどを使って、


問題を数多くこなして使用する公式を正確に判断できるように


しましょう!

 

 

 

続いて第2問です。

 

関数の接線や極大値・極小値に関する問題が出題されます。

 

 

他の大問と比較しても、出題形式に大きな違いはありませんので

 

公式をマスターしたら、センター試験の過去問に


チャレンジしてみましょう。

 

 

センター試験では最終的な解答が正しければよいわけではなく、

 

解答を導出するにあたる過程も問われますので、


過去問を通してセンター試験独特の解答方法に慣れておくべきです。

 

 

 

ここからは選択問題となります。

 

基本的には自分の得意な問題を選んで解いていくのですが、


このセンター数学ⅡBにおいては違います!

 

必ず第3問と第4問を選択してください!

 

そのほうが絶対に高得点をとれます!

 

 

ということで続いては第3問です!

 

第3問は数列となっていて、等差数列・等比数列に加えて漸化式などの難問も登場することもあります。

 

 

センター試験対策だけでは十分とはいえず、

 

チャートなど二次対策用の問題集も使って本格的に勉強しましょう。

 

 

第3問は計算力というよりは、どれだけ数列の問題にあたってきたかがものを言いますので、

 

時間を惜しまず着実に多くの問題をこなし、力をつけていきましょう。

 

 

 

第4問ベクトルとなっています。

 

 

出題される傾向が高いのは、空間ベクトルです。

 

位置ベクトルを利用した計算や、内積の算出など、

 

第4問の前半の段階から求められる計算量が多いです。

 

 

全体を通しても、大問4問のうち、最も計算力が求められる分野となります。

 

 

第3問(数列)と同様、センター試験対策用だけではなく、

 

二次対策用の問題集を使いながら、着実に力をつけていく必要があります。

 

 

焦らず、努力していきましょう。

 

 

 

 

 

数学ⅡBは、数学を得意としている方にとっても、

 

高得点を獲得するのが難しい科目であるといえます。

 

 

ですから、数学が得意だからといって、油断していると足元をすくわれかねません。

 

 

センター数学ⅡB対策としての勉強もきちんとこなし、他の方との差をつけるチャンスをものにしてください。

 

 

 

 

 

さて、今回はセンター数学ⅡBの構成、傾向についてお話ししました!

 

さあここで、今回の宿題です。

 

前々回宿題として出した過去問3ヵ年分を解くというのを

 

みなさんきっちりとやりましたか?

 

 

おそらく自分がどこを理解できていないのか、

 

今、自分がやるべきことが明確になってきたと思います。

 

 

今点数が悪くても、落ち込むことはありません!

 

僕の言うやり方さえ守れば、必ず次第に点数は取れるようになってきます!

 

 

そこで、今回も前回ⅠAの時と同様に、

 

大問1から4までと合計の今回の点数と半年後の目標点数を

 

記入した表をつくってください!

 

前回も行ったと思いますが、

 

その表をつくることで半年で自分があと何点伸ばす必要があるのかが

 

一目でわかるようにしたいのです。

 

 

これから過去問や模試、予想問題を解くたびに

 

その点数を記入していくと、

 

これからの自分の得点推移がすぐにわかるようにすることができます!

 

 

ですから、面倒くさいですが必ずやるようにして下さい!

 

でなければ、いくらこれから僕が紹介していく方法を守っても

 

点数が上がらなくなります!

 

それくらい前回と今回の宿題は大切なんです!

 

 

 

 

 

さて、今回は数2Bの構成と傾向をお伝えしていきました!

 

 

次回は数ⅡBの分野別のポイントについて取り上げていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた次の記事でお会いしましょう。