いよいよ…5キロの船旅もおしまい


陸橋が見えてきた

川幅が狭くなって来てるのが見て分かる

楽しい時間も終わりです

自閉的傾向の知的障害の方には、ボートに拘束されている事のストレスからか…
早く降りたい、頑張って漕いで帰ろうなどと、ブツブツ言ってみたり、
目付きが鋭くなってる方や、放心状態で異常に無口になってる方が多かったです

ボートを降りて、解放感からか直ぐに動き、いそいそと保津峡の駅に向かって行ってたなぁ

そんなに露骨に動かんかったって

もう帰るがな


着替えも終わり、ホッと一息


24名の生徒さん、22名の保護者、スタッフ6名
総勢52名
京都保津川ラフティング日帰り旅行 大成功

いつもと違う水着に、ヘルメット、ライフジャケット、ボートに乗って川の激流を下る
日常からかけ離れた格好と出来事に、対応出来た事が大きな成長だと思います。
一つ一つ、経験を重ねて、社会に対応、馴染んでいく事が、障害のある方にとってはとても大切な事です。
温かく見守って戴いたり、各々の障害にサポートして貰えたり、声をかけて貰うだけで、障害が障害でなくなっていきます。
知的に障害のある方は、周りの方の支えを戴ければ色んな事が出来る様になります。
健常と呼ばれる私たちと、何ら変わりありません。
私のこのブログを読んで下さってくれる方が、
"障害者"
ではなく、
"障害のある方"に…呼び方が変わり
障害のある方を見かけた時の見方が、少しでも変わってくれます様に

皆は旅行を通して沢山の事を経験して学べたね

水泳、水泳教室を通して、水の恐怖心がなくなり、色んな方との団体行動にも困惑しなくなったね

貴方たちの成長を間近で見られるのは、我が子を想う気持ちと同じで、心から嬉しく思います。