またまたお久しぶりの日記となってしまいました
今日は私にとって毎年色々な事を考える日でした
もう10年以上前の9月22日私の知人が自殺しました。
あれから私は何人もの人を失ってきましたが、この日が人生で初めて人を自殺で失った日でした・・・
人生で一番忘れられない日でした・・・
あの日の事や急いで皆で集まって彼の家に行った事、お通夜やお葬式・・・彼の亡骸・・・
今でも思い出すと心が締め付けられます。
あの時の私はまだ10代で自分も鬱の激しかった頃、知り合いが自殺で亡くなるという事は耐えがたい苦しみでした。
自分も自殺願望真っ盛りなくせに亡くなった彼を赦せませんでした。
あれから何年も9月22日という日をひきずっていました。
この日は何も手につかず凄く深い所に心を持っていかれるような、そんな苦しみでした。
「もう金輪際また誰かを自殺で失うのは嫌だ」
そう強く強く思いました・・・
彼の死が私が「自殺0を目指す」きっかけです。
でもね、「目指す」なんて言っても自分なんてちっぽけで・・・
あれから10人近くの人を失いました。
誰かを失う度に自分が鬱だった時の苦しみを思い出し・・・
彼の事がトラウマのように何度も蘇る・・・
何もできない自分を責める自分・・・
できなくて当たり前と慰める自分・・・
その10人との距離も微妙で・・・
一緒に仕事させてもらう事はあってもプライベートは何にも知らない・・・
そんな距離の人にどうやって手を差しのべればいいのか・・・
仕事上だけで話す時は相手はもちろん自分の苦しみは隠して笑顔で私に喋りかけてくる・・・
たくさんの人と接する仕事だったので一人一人と親密に付き合うのは不可能でした・・・
でも何かしたかった・・・
自分が助けられるなんて自意識過剰な事は言わない・・・
それでも何かしたかった・・・
きっとこれからも私はずっとずっとそれを思い続け背負って生きていくんだと思います・・・
「Nさん、そちらの生活は慣れましたか?
あれから私の知人がたくさんそちらに逝きました・・・
そちらの世界では苦しみから解放されてますように・・・」