プーケット海外社員研修 レポート1
先日、「ISBIT GUARDIAN」「SIERA LEONE」「Wendine」
3ブランドのデザイナー13人でイタリアトスカーナ地方フィレンツェに
研修に行ってきた際のレポートを、皆さまにご紹介しましたが、
続いて先月の17日から22日まで 、ショップスタッフ・広報・経理各チームから9名で
タイのプーケットに研修に行って参りましたので、今回はそのうち4名のレポートを
ご紹介させて頂こうと思います。
前回もお話した通り、ISBITでは年に複数回の海外研修を行います。
地域ごとの様々な製作物、また地域性から生まれる文化に触れる事によって、
表現者として、また一人の人間としても広い視野で経験を増やし
日々の活動につなげていける様にと考えています。

レポート1
2008年3月17日22日までの6日間、私は入社して初めて(株)R&G JAPANの社員研修に参加させて頂きました。研修場所は、タイ随一のリゾート地、アンダマン海の真珠とも呼ばれ、世界各国からリゾート客がやってくる、プーケットです。初めて訪れる土地でしたので、ガイドブックで下調べをしたところ、
タイではあるが治安はとても良く、ゆったりと流れる時間の中で訪れる人々は思い思いの時間を過ごして癒される街、という印象を受けました。
私がまず、この社員研修で必ず掴んでこようと決めた事が3つあります。
まず、1つ目。極上のおもてなし、サービス、笑顔、心に残る何か、を実際に自分が感じてくる事。
東京の慌ただしい日々の中で生活していますが、大自然の中に囲まれたホテルでの、心地よいサービス、おもてなし、自分がお客様の立場になって実際に体感できるという点がとても楽しみでした。
自分が目指すもの、がしっかりと分かると思ったからです。
2つ目。スタッフと絆をより深める事。
普段経験することの出来ない貴重な時間をスタッフと出来るだけ沢山共有し、同じ感動を得ようと思いました。そうする事で、その後のお仕事も連帯感、方向性もスムーズに生まれると思うからです。
また、マネージャー職のチームが同じ部屋にして頂いた事で、普段集まってミーティングする時間がほとんど取れない3人でしたので、しっかりと時間をとってミーティングをしたいと考えていました。
3つ目。心を穏やかにリセットして帰国する事。
あっという間に過ぎる毎日ですが、ふと自分を見直しリセットし、その時間の中で自分の心を何かで溢れさせたいと思いました。そんな自分でお仕事に戻れば、新たな自分で良い空気感を持ち、さらに効率も良く取り組めるのではと考えました。
また、スタッフ全員が安全で怪我もなく素敵な時間をそれぞれ過ごして帰国出来るよう見ている、研修リーダーの粕谷さんのサポートを出来る限りしていこうとスタートしました。


私たちが宿泊したホテルは、エヴァソンホテル&シックスセンスズスパという、自然回帰をテーマとした大自然に囲まれた日常を忘れさせてくれる素晴らしいホテルでした。私が想像していた高級リゾートホテルのイメージを覆す、シンプルな家具でそろえてあり自然と一体となって心を癒すプライベート空間という感覚でした。
ホテルマンの笑顔、みっちりと教育されたであろう心地良い心からのサービス。このホテルは、敷地、建物、スタッフ、内装、全てが一体となって私たちにおもてなしをしている、という事がすぐに実感できました。それに気づいたとき、お店で学んだISBITの根底と同じなんだと分かりました。これを目指していけば良いのか、この本物を体験出来るのかと、またさらに嬉しくなりました。
特に印象に残っていた事柄が2つあります。
まず1つ目は、ビュッフェ会場の掃除現場をかいま見た事です。
200人は入るだろうその広い会場は、15時を過ぎると一斉に掃除が始まります。テーブル、イスを全て表に出し、床を泡だらけの掃除具でまるで大掃除かのように行っていました。毎日訪れて感じたのですが、その大掃除のような掃除はきっと毎日行っているのだろうと思いました。でなければ、あのすがすがしさは出せないだろうと思いました。
私たちが、普段お客様をお出迎えするということは、こういう事なんだ、と改めて勉強になりました。
2つ目、ホテルマンの笑顔、対応です。
このホテルのスタッフは、初めてのお客様でも家族のように接してくれるように感じました。
毎日必ず目を合わせて笑顔で挨拶をしてくれます。それは、フロントのスタッフ、掃除のスタッフ、食事場のスタッフ関係なく全員でした。
そして、何か困ったことがあったりや外国で不慣れな私たちを、すぐさま気づいてサポートしてくれる。私は、こんなスタッフがいるなら、海外の苦手な両親をこのホテルに連れてきたいと心から思いました。
それは、私たちがISBITでも同じにいえる事でした。
『この店員さんがいるなら、知り合いを連れてまた来たい。』
これらのような事が、徹底して行われているからこそ、私たちは引きつけられ、魅了され、また来たい、と思うのだなと実感いたしました。
スタッフ間の絆を深めるという面で、とても良かった事はマネージャーチームが同じ部屋だった事です。
新宿店、代官山店、普段時間をとってしっかりとミーティングをする事が少なかったのですが、この6日間で今後についての目標、どういったお店にして行きたいか、スタッフ間の問題などありとあらゆる話が3人で出来ました。
店舗間が離れている分、この時間は、何にも代え難い時間となりました。
また、普段話す機会が少ない新宿店のメンバーや広報、経理のスタッフとも、この期間に同じ体験や感動をしたこと、異国の地で助け合った事で、知らず知らずのうちにコミュニケーションがうまくとれたように感じました。

この期間、私は普段体験することの出来ないサービスをお客様側に立って受け、おもてなしとは何か、相手の立場になって考える大切さとは何かを再確認しました。東京とはまるで別世界の異国の地で、スタッフとさらに絆を深める事が出来き、これからお仕事をしていく上でかけがえのない時間を過ごしました。
最後に、ゆったりとした時間の中、頭をすっきりと整理し自分と向き合う時間をしっかりと取る事が出来ました。
この4泊6日間、私にとって今後とても生きてくるであろう貴重な時間を過ごす時間を下さったことに心から感謝し、さらにお仕事に、自分の生活に磨きをかけて取り組みたいです。
お店ではもちろんの事、私がいま担当しているオンラインショップでは、お客様の顔が直接見えないからこそ、この研修で学んだ細かな気配り、おもてなしの心、迅速な対応、忘れずにしっかりと行って行きたいです。

3ブランドのデザイナー13人でイタリアトスカーナ地方フィレンツェに
研修に行ってきた際のレポートを、皆さまにご紹介しましたが、
続いて先月の17日から22日まで 、ショップスタッフ・広報・経理各チームから9名で
タイのプーケットに研修に行って参りましたので、今回はそのうち4名のレポートを
ご紹介させて頂こうと思います。
前回もお話した通り、ISBITでは年に複数回の海外研修を行います。
地域ごとの様々な製作物、また地域性から生まれる文化に触れる事によって、
表現者として、また一人の人間としても広い視野で経験を増やし
日々の活動につなげていける様にと考えています。

レポート1
2008年3月17日22日までの6日間、私は入社して初めて(株)R&G JAPANの社員研修に参加させて頂きました。研修場所は、タイ随一のリゾート地、アンダマン海の真珠とも呼ばれ、世界各国からリゾート客がやってくる、プーケットです。初めて訪れる土地でしたので、ガイドブックで下調べをしたところ、
タイではあるが治安はとても良く、ゆったりと流れる時間の中で訪れる人々は思い思いの時間を過ごして癒される街、という印象を受けました。
私がまず、この社員研修で必ず掴んでこようと決めた事が3つあります。
まず、1つ目。極上のおもてなし、サービス、笑顔、心に残る何か、を実際に自分が感じてくる事。
東京の慌ただしい日々の中で生活していますが、大自然の中に囲まれたホテルでの、心地よいサービス、おもてなし、自分がお客様の立場になって実際に体感できるという点がとても楽しみでした。
自分が目指すもの、がしっかりと分かると思ったからです。
2つ目。スタッフと絆をより深める事。
普段経験することの出来ない貴重な時間をスタッフと出来るだけ沢山共有し、同じ感動を得ようと思いました。そうする事で、その後のお仕事も連帯感、方向性もスムーズに生まれると思うからです。
また、マネージャー職のチームが同じ部屋にして頂いた事で、普段集まってミーティングする時間がほとんど取れない3人でしたので、しっかりと時間をとってミーティングをしたいと考えていました。
3つ目。心を穏やかにリセットして帰国する事。
あっという間に過ぎる毎日ですが、ふと自分を見直しリセットし、その時間の中で自分の心を何かで溢れさせたいと思いました。そんな自分でお仕事に戻れば、新たな自分で良い空気感を持ち、さらに効率も良く取り組めるのではと考えました。
また、スタッフ全員が安全で怪我もなく素敵な時間をそれぞれ過ごして帰国出来るよう見ている、研修リーダーの粕谷さんのサポートを出来る限りしていこうとスタートしました。


私たちが宿泊したホテルは、エヴァソンホテル&シックスセンスズスパという、自然回帰をテーマとした大自然に囲まれた日常を忘れさせてくれる素晴らしいホテルでした。私が想像していた高級リゾートホテルのイメージを覆す、シンプルな家具でそろえてあり自然と一体となって心を癒すプライベート空間という感覚でした。
ホテルマンの笑顔、みっちりと教育されたであろう心地良い心からのサービス。このホテルは、敷地、建物、スタッフ、内装、全てが一体となって私たちにおもてなしをしている、という事がすぐに実感できました。それに気づいたとき、お店で学んだISBITの根底と同じなんだと分かりました。これを目指していけば良いのか、この本物を体験出来るのかと、またさらに嬉しくなりました。
特に印象に残っていた事柄が2つあります。
まず1つ目は、ビュッフェ会場の掃除現場をかいま見た事です。
200人は入るだろうその広い会場は、15時を過ぎると一斉に掃除が始まります。テーブル、イスを全て表に出し、床を泡だらけの掃除具でまるで大掃除かのように行っていました。毎日訪れて感じたのですが、その大掃除のような掃除はきっと毎日行っているのだろうと思いました。でなければ、あのすがすがしさは出せないだろうと思いました。
私たちが、普段お客様をお出迎えするということは、こういう事なんだ、と改めて勉強になりました。
2つ目、ホテルマンの笑顔、対応です。
このホテルのスタッフは、初めてのお客様でも家族のように接してくれるように感じました。
毎日必ず目を合わせて笑顔で挨拶をしてくれます。それは、フロントのスタッフ、掃除のスタッフ、食事場のスタッフ関係なく全員でした。
そして、何か困ったことがあったりや外国で不慣れな私たちを、すぐさま気づいてサポートしてくれる。私は、こんなスタッフがいるなら、海外の苦手な両親をこのホテルに連れてきたいと心から思いました。
それは、私たちがISBITでも同じにいえる事でした。
『この店員さんがいるなら、知り合いを連れてまた来たい。』
これらのような事が、徹底して行われているからこそ、私たちは引きつけられ、魅了され、また来たい、と思うのだなと実感いたしました。
スタッフ間の絆を深めるという面で、とても良かった事はマネージャーチームが同じ部屋だった事です。
新宿店、代官山店、普段時間をとってしっかりとミーティングをする事が少なかったのですが、この6日間で今後についての目標、どういったお店にして行きたいか、スタッフ間の問題などありとあらゆる話が3人で出来ました。
店舗間が離れている分、この時間は、何にも代え難い時間となりました。
また、普段話す機会が少ない新宿店のメンバーや広報、経理のスタッフとも、この期間に同じ体験や感動をしたこと、異国の地で助け合った事で、知らず知らずのうちにコミュニケーションがうまくとれたように感じました。

この期間、私は普段体験することの出来ないサービスをお客様側に立って受け、おもてなしとは何か、相手の立場になって考える大切さとは何かを再確認しました。東京とはまるで別世界の異国の地で、スタッフとさらに絆を深める事が出来き、これからお仕事をしていく上でかけがえのない時間を過ごしました。
最後に、ゆったりとした時間の中、頭をすっきりと整理し自分と向き合う時間をしっかりと取る事が出来ました。
この4泊6日間、私にとって今後とても生きてくるであろう貴重な時間を過ごす時間を下さったことに心から感謝し、さらにお仕事に、自分の生活に磨きをかけて取り組みたいです。
お店ではもちろんの事、私がいま担当しているオンラインショップでは、お客様の顔が直接見えないからこそ、この研修で学んだ細かな気配り、おもてなしの心、迅速な対応、忘れずにしっかりと行って行きたいです。
