Wendineだより | ISBIT DAIKANYAMA

Wendineだより

みなさま、こんにちは。
Wendineディレクターの寺島 なぎさです。
今回は私の大好きな「イバラード」についてご紹介させて頂きます。
 
イバラードとは、
画家の井上直久先生によって想像された架空にある国。
魔法が存在する世界であり、空にはラピュタと呼ばれる浮島や小惑星が多数浮かび、街の建造物は植物に覆われる。
 
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私がイバラードの世界の魅力に引き込まれていったのは、3年前に社長からお借りした「イバラード時間」というDVDでした。
イバラード

幻想的な世界と色彩表現に、すぐに心を奪われました。

イバラードの世界は、スタジオジブリ製作のアニメ映画『耳をすませば』の挿話「バロンのくれた物語」及び、成長した同映画の主人公の描いた物語という設定の『猫の恩返し』でバロンが住む世界として設定されています。

そんな、素敵な世界を描く井上先生の作品にとても興味が沸き、7月に名古屋三越で行われた、井上先生の展覧会に行ってきました。
 
めげゾウ

そこでは、実際に井上先生ともお会いする事ができました。
作品のついての想いをいろいろとお聞きし、作品の説明もして頂けました。
その中で一番、私の心に深く入り込んでき
たのがこの作品です。
 
羽を売る店

井上先生からこの作品の題名が
「羽根を売る店」
 
とお聞きした時、なんて素敵なお店なんだろうと気持ちがふんわりするような、自分にも羽根が生えた感覚を抱きました。
この作品は、現在オフィスに飾っています。
 
サイン

作品の裏側に、サインを描いて頂きました。
 
羽根が生えた少女の絵。
 
Wendineの由来となる水の精「ウンディーネ」とリンクし
深い関連性を感じました。

先日行われた、ISBIT WINTER COLLECTIONに
井上先生にご来場頂き、実際に私達の作る洋服を見て頂きました。
イバラードの世界観とお洋服をリンクさせていけたらなという私たちの想いが伝わり、今後、合作していく予定となっています。

人を魅了する世界観は、強い影響力があり
また新たなパワーとなって巡っていくのだと感じました。
イバラードの作品展が近々東京で開催されますので、
少しでも興味のある方には是非おすすめ致します。

 
 
「イバラード 借景庭園作品展」
9月11日(土)~9月24日(金)
ギャラリーアートスペース