Museum 研修レポートvol.2
ミュージアム ミーティング
シルク ドゥ ソレイユ
「ZED」
広報 檜谷 周子
主旨
プロフェッショナルの魅せる技術、芸術を見て、エネルギッシュなパワーを吸収し、高い感性を身につけ、心に栄養を取り入れ、普段の仕事に活かしていく。
感想
東京リゾート内の特設会場に一歩踏み込んで、まず始めに目に飛び込んできたのは「ZED」の為に造られたシアターの迫力でした。
高い天井から布一枚で覆われ、まるで別世界に踏み入れたような空間は、海の底に迷いこんだような、宇宙の果てつれていかれたかのような、不思議な空間が存在していました。
まず劇が始まるまでの間、2組のピエロが登場してきました。コミカルで、ポップな衣装のピエロ達がお客さんを巻き込みながら、パントマイムや小物を使って笑わせてくれました。このピエロ達に驚かされたのは、まったく通じない言語なのに、笑うツボが同じであるということ。魅せるということ、喜ばせることは共通し、体だけでオーラとして「笑い」として放つことが出来るということを感じました。
劇の始まりは、二人のピエロが本の中に入り込むところからスタートしました。布で覆われていたシアターは、天井から宙づりになったパフォーマーが床に叩き付けられるという演出に、光と音が融合し、一瞬にして次のステージに変わりました。

この衝撃的なシーンで、先程までの、のほほんと笑っていた演出とは違い、
手に汗をにぎり、体が震えました。この一瞬の躍動感あふれる演出で一気に心を奪われました。無意識に「わー」と湧き出る歓喜があちらこちらから聞こえてきて、人の心をつかみとる演出力と構成力の高さを学びました。
物語の構成は、ZADは「天」と「地」。「水」と「火」。対象的な壮大なテーマの誕生をZEDという少年が冒険しながら、それぞれの存在するものたちに出会うというものでした。各シーンの、それぞれのパフォーマーが高い技術と演出力のもとに完成度の高い演技をくりひろげていました。
演出する者の「挑む」姿勢と緊張感。すべてのバランスが調和されてこそ、成される世界観。仲間を信じ一つのものを創り上げようとする信頼感。お客さんと一体感をうみだそうとする心意気。
すべての調和は素晴らしいショーになって作り上げられていました。
最後は、沸き上がる感情を押さえきれず涙がでそうになりました。悲しくて流す涙とは違い、「希望」や「幸福感」を感じました。感性というのは、このような体験を通して培われていく、物を見極める力であり、感じる心の繊細さだと思います。それこそが、心の豊かさにつながっていくものだと思いました。
今回、このショーを通して人間の根本的な本質を見させて頂いたように思います。このような経験をエネルギーにかえて、ISBITの秘めた熱の燃料として還元していければと思います。伝えていく側の挑む姿勢、緊張感、惹き付ける力を広報としていかしていければと思います。
このような経験とチャンスを与えて頂きまして、心より感謝申し上げます。
シルク ドゥ ソレイユ
「ZED」
広報 檜谷 周子
主旨
プロフェッショナルの魅せる技術、芸術を見て、エネルギッシュなパワーを吸収し、高い感性を身につけ、心に栄養を取り入れ、普段の仕事に活かしていく。
感想
東京リゾート内の特設会場に一歩踏み込んで、まず始めに目に飛び込んできたのは「ZED」の為に造られたシアターの迫力でした。
高い天井から布一枚で覆われ、まるで別世界に踏み入れたような空間は、海の底に迷いこんだような、宇宙の果てつれていかれたかのような、不思議な空間が存在していました。
まず劇が始まるまでの間、2組のピエロが登場してきました。コミカルで、ポップな衣装のピエロ達がお客さんを巻き込みながら、パントマイムや小物を使って笑わせてくれました。このピエロ達に驚かされたのは、まったく通じない言語なのに、笑うツボが同じであるということ。魅せるということ、喜ばせることは共通し、体だけでオーラとして「笑い」として放つことが出来るということを感じました。
劇の始まりは、二人のピエロが本の中に入り込むところからスタートしました。布で覆われていたシアターは、天井から宙づりになったパフォーマーが床に叩き付けられるという演出に、光と音が融合し、一瞬にして次のステージに変わりました。

この衝撃的なシーンで、先程までの、のほほんと笑っていた演出とは違い、
手に汗をにぎり、体が震えました。この一瞬の躍動感あふれる演出で一気に心を奪われました。無意識に「わー」と湧き出る歓喜があちらこちらから聞こえてきて、人の心をつかみとる演出力と構成力の高さを学びました。
物語の構成は、ZADは「天」と「地」。「水」と「火」。対象的な壮大なテーマの誕生をZEDという少年が冒険しながら、それぞれの存在するものたちに出会うというものでした。各シーンの、それぞれのパフォーマーが高い技術と演出力のもとに完成度の高い演技をくりひろげていました。
演出する者の「挑む」姿勢と緊張感。すべてのバランスが調和されてこそ、成される世界観。仲間を信じ一つのものを創り上げようとする信頼感。お客さんと一体感をうみだそうとする心意気。
すべての調和は素晴らしいショーになって作り上げられていました。
最後は、沸き上がる感情を押さえきれず涙がでそうになりました。悲しくて流す涙とは違い、「希望」や「幸福感」を感じました。感性というのは、このような体験を通して培われていく、物を見極める力であり、感じる心の繊細さだと思います。それこそが、心の豊かさにつながっていくものだと思いました。
今回、このショーを通して人間の根本的な本質を見させて頂いたように思います。このような経験をエネルギーにかえて、ISBITの秘めた熱の燃料として還元していければと思います。伝えていく側の挑む姿勢、緊張感、惹き付ける力を広報としていかしていければと思います。
このような経験とチャンスを与えて頂きまして、心より感謝申し上げます。