京都出張レポート
明けましておめでとうございます。
SIERALEONEディレクター 松田です。
今年もSIERA LEONE を着て下さっている人や、その周りの人まで幸せにできるような物作りを目指し、願いを込めて取り組んで参ります。
さて先日、日本歴史上で数々の幕府を設置した古都「京都」へ研修で行かせて頂きました。過去から現在まで大事に受け継がれる大切なモノはなんなのか?自分のモノ作りには必要だと感じ、研修に行かせて頂きました。
宿泊したホテルは徳川家康の将軍宣下と徳川慶喜の大政奉還が行われた、江戸幕府の始まりと終焉を向かえた二条城の目の前でした。
チェックイン後、荷物を置き早速二条城へ向かいました。
二条城は江戸時代に一度火災に遭っておりますが、平成6年に世界文化遺産として登録されたようです。徳川家康滞在の城としては規模も小さく防御に問題がありそうな感じがしましたが、調べたところ家康は「一日二日も持ちこたえれば周辺から援軍が来る」「万が一この城が敵の手に落ちたら堅城だと取り返すのに手間がかかる」と答えたと伝えられているそうです。


その後、「学問の神」と親しまれている菅原道真を主祭神として有名な北野天満宮に向かいました。個人的にも常に学ぶという事を忘れずにいたいと強く思うので一度行ってみたいと思っていた場所です。


翌日、金閣寺(鹿苑寺)に朝から向かいました。
池に映る「逆さ金閣」を楽しみにしていました。少しでも風が強いと水面に映る金閣寺は見れないようでしたが、当日は綺麗に見る事が出来ました。
その後、豊臣秀吉の冥福を祈るため正室である北政所「ねね」が建立した寺院
”高台寺”へ向かいました。

中には沢山の重要文化財がありました。
時雨亭 千利休作

遺芳庵 小人が住んでいそうな建造物ですが茶室だそうです。
北政所「ねね」が生活していた本堂の廊下です。歴史を感じました。
そこから見える綺麗な庭園

最後に立ち寄ったのは”清水の舞台から飛び降りるつもりで”と形容される清水寺です。
入り口正面には仁王門が大きく聳えたっていました。
そのまま右に三重塔に目をやり、清水寺本堂へ到着致しました。
学生以来でしたがやはり眺めと山の斜面にせり出すようにして建てられている建築は素晴らしいと感心させられました。
土台部分は139本の柱からなっており、宮大工の技法「懸造」というもので釘は一本も使われておりません。

不思議な事に高いところで色々と考えるとアイデアが湧いてきます。
今回の清水寺でも沢山の得る事が出来ました。
帰り道、三年坂、二年坂にある雰囲気のある店に立ち寄りました。20年程前に行った事が記憶していたのか?スムーズに歩く事が出来ました。それだけ人の記憶に残る何かが京都にはあると思います。


今回は1人での研修旅行になりましたが、本当に普段気づく事が出来ない事があったり、自分を見つめ直すよい機会となりました。
また企画においても「モノを作る」事の責任や重要性も理解を深めることが出来ました。





