ISBIT guardian だより
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
ISBIT guardian の渡辺です。
気付いたら、もう師走も終わりですね。
外に出るとひんやりとした空気が肌に触れ、冬の寒さを再確認します。
そんな時期、皆様は体調など崩されてはいないでしょうか?
さて、12/11 土曜日に、“野の花の家”のクリスマスパーティーに参加させて頂きました。
“野の花の家”とは、以前よりISBITがお洋服などを寄付させて頂いている養護施設です。
場所は木更津市の、自然の豊かな土地にありました。
SIERA LEONEの芳賀と一緒にバスや電車を乗り継いで向ったのですが、
道中は、写真などを撮りながらまるで小旅行のようでした。

最寄りの駅は馬来田駅という駅で、
suicaなどは使えず、駅員さんも親戚のおじさんの様な雰囲気で、とても心が暖まりました。


野の花の家に着くとまず目に入ったのは
とてもかわいい飾り付けでした。






クリスマスパーティーは礼拝から始まり、
出し物や世界の料理のおもてなしがあり
最後はキャンドルサービスで幕を閉じました。
礼拝では牧師様が聖書の
”ルカによる福音書2章1~7節"
を朗読されました。

”ルカによる福音書2章1~7節"
そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。
これは、クレニオがシリヤの総督であったときの最初の住民登録であった。
それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。
ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったので、
身重になっているいいなずけの妻マリヤもいっしょに登録するためであった。
ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、
男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の記念日ですね。
この聖書の部分はイエス・キリストの誕生を記しています。
絶対的な権力で平和を創った王の配下で、絶対的な無力で誕生した救い主
ここに何を読み解くのでしょうか。
出し物では、子供たちの踊りや、本の朗読などがあり
保育園や小学校のお遊戯会を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
自分にもこんな時期があったのかと思うとなんだか不思議な感覚です。
“世界の料理”は計11カ国の料理がバイキング形式で振る舞われました。
地元の飲食店の方、野の花の家に日頃ご協力頂いている沢山の方々が集い、本場の料理を
準備して来て下さっていて、どれもおいしく、食べきれないほどの種類がありました。



大きなケーキも用意されていました。
飴細工の職人さんも来ていて
自在に飴を操り、みるみるうちにウサギやキツネなどの
かわいい形に練り上げていく所は見ていて飽きませんでした。

キャンドルサービスでは
一人一人がキャンドルを持ち、きよしこの夜を歌いました。

自分の持っているキャンドルを見て“きよしこの夜”を
歌っている時、不意に東京のクリスマスが頭によぎりました。

街はクリスマスムードになれども心はついて行かず、、、
まだまだクリスマスがくる実感が湧いていないのですが、
なぜか神聖な気持ちになるクリスマス。

街のイルミネーションも
店先のきらびやかな装飾も
花屋に並ぶ真っ赤なポインセチアも
一度目を閉じれば見えなくなって
聞こえるのはクリスマスソング。
東京で過ごすクリスマスは
知らないうちに飛び込んでくる物が多すぎて
気付いたらいつの間にか、みんなそろってクリスマス気分。
ただ、少し寂しさを感じるのは私だけでしょうか。

お母さんが作るローストチキン
お父さんはケーキを持って仕事から帰り
自分で飾ったツリーの装飾に満足しながら
お腹いっぱいにごちそうを頬張る
サンタさんのプレゼントを期待して眠りについて
次の朝には枕元にプレゼントが、、、


そんな、
寒い冬でも心があたたまる様な家庭の雰囲気が
野の花の家のクリスマスパーティーにはありました。
とても貴重な場に参加させてもらい、良い経験になりました。
店舗統括の平尾と広報松村、中村もご挨拶に訪問させて頂きました。
生活されている部屋や、お話も伺う事が出来、
野の花の家の皆様にはお時間を作って頂き、大変感謝しています。
帰りには久留里線を使い帰路に着きましたが
夕暮れの駅がとても情緒があり
思わずカメラを向けてしまいました。



ホームに向う芳賀が写っています。

最後に、こんなおみやげを頂きました。


ひと月ひと月手描きで挿絵があるカレンダーです。
とてもかわいくて、心がこもっていますよね。
なんだか優しい気持ちになりました。
あと数日でクリスマスです。
皆様はどんなクリスマスを過ごされるのでしょうか。