ISBIT 広報新聞 | ISBIT DAIKANYAMA

ISBIT 広報新聞

みなさんこんにちは。広報のアシスタントをしております、高野です。
まだまだ寒い日が続きますが、ISBITの店内はすっかり春模様。
わくわくする春色アイテムと、窓から差し込む暖かな日差しを拾い集めて、ふんわりほっとするお店を演出しています。
一足早い春を見つけに、ぜひ遊びに来て下さいね。

さて私達広報室は、今後毎月一度、社内広報としてこの『ISBIT 広報新聞』をブログにアップして行きたいと考えています。
ISBIT内の旬な話題から、根幹となる部分の歴史まで、幅広く皆さんにお伝えしていければと思っております。

今日は、2/12発売のSweetでISBITの新ブランド『Wendine』が紹介される事になりましたので、CLOSE UP していきたいと思います。
Wendineは`07 Autumn Collectionからスタートした、フェミニンラインのブランドで、女の子の大好きなリボンやフリル、ポンポン、ドット柄等をふんだんに使ったアイテムをリリースしています。

まず始めに、Sweetで紹介される、キュートな春のアイテム達をご紹介します。

モデルカットで使われた、Wendine一押しのデイジーワンピ。
ドット柄のベールの様なガウンを羽織って軽やかに。
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上のコーデに合わせたリボンパンプスとバタフライネックレス。
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色違いでホワイトとブラックもあります。
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CASIOコラボのホワイトBABY-G。
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フリルがさすが!なロングパーカー。
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バックのリボンがキュートなサマーニットワンピ。
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ネックレスとお揃いで付けたいバタフライピアス。
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リアルなバラモチーフのヘアゴム。
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ますます注目度がUPしそうなWendineですが、今回デザイナーの寺島なぎささんにお話を伺いました。

Wendineデザイナー寺島なぎささん

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Q. Wendineのデザイナーになるまでの経歴を教えて下さい。
寺島さん(以下、寺) 「北海道文化大を卒業後、厳しい下積み時代を経て、デザイナー暦は約6年。ISBITに入る前の会社でも、ブランドを持っていたのですが、以前から展示会にも足を運び、大好きだったISBITのブランドGeneとコラボをしたのが、ここに来るきっかけとなりました。」

Q. 子どもの頃からデザイナー志望だったのですか?
寺 「小学生の頃から洋服が大好きで、お洋服は沢山持っていました。絵を描く事も大好きで。矢沢あいの漫画『ご近所物語』にハマって、デザイナーという職業に憧れを抱く様になりました。高校生の時から勉強の合間を縫って、お洋服を作ったりしていましたね。
北海道文化時代には、学校の先生と約束をして、1日5枚のデザイン画を欠かさず描いていましたね。学生だから、勿論友達と遊んだり飲み会を開いたりもしてたけど、お酒の席ですら5枚描き上げるまでは飲まずに、「終わった!」って言ってから乾杯してたくらい(笑)。
その頃インディーズで『Milk Crown』というブランドをやっていて、委託で売っていました。一番印象に残っているのが、札幌コレクションっていうファッションショーに学校で参加した時に、私の『Milk Crown』の服を着てる人がいて!私は勿論、クラスの皆も「寺の服を着てる人がいる!」って大興奮で、思わずその人を囲んでしまい、戸惑わせてしまった思い出が(笑)。でも、本当に嬉しくて感動した出来事です。あの時実感した服を作る喜びが、今の私をつくっているのかもしれません。
札幌雪祭りで開催されていたファッションショーで金賞をとって、TVで放送された事もありました。」

Q. Wendineが生まれたきっかけは?
寺 「Wendineの誕生は私にとってすごく運命的な出会いで。大好きだったISBITに入社して、SIERA LEONEの生産・企画を経験させてもらって、毎日が本当に吸収する事の多い勉強の日々でした。3年間の積み重ねがあり、そんな中で四代要素である風・火・水・土をテーマにしたシリーズのお話があり、「なぎさ」という私の名前から、水をテーマにしたブランドをやってみないかと、社長からお話を頂きました。
水の精霊Undineの頭文字をWaterのWにして、Wendineは生まれました。WendineのタグデザインとなるUndineの絵とも、運命的に出会って。「なぎさ=水=水の精」っていう発想は私一人じゃ出てこなかったし、そもそもISBITにきた事を含めてこれまでの私の人生、沢山の人との出会い、私の名前を帯びている事で、Wendineは自分の分身の様に感じています。偶然ではなく、私から生まれるべくしてWendineは生まれたのかなぁと。」
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Q. Wendineのコンセプトを教えて下さい。
寺 「小さい頃から可愛いものが大好きで、子ども部屋の壁紙もリボン柄だったくらい。だからWendineのアイテムにはリボンが多いのかも(笑)。でも何にせよ、幅広い層の人にWendineの服を着て、その人のテンションが上がったり、大切な人と素敵な時間を過ごしてもらえたら、と思います。女の子は特に、おしゃれをする事で自信を持てたり、わくわくしたりする事が多いはず。着てくれた人が皆ハッピーになってくれたらいいな、と思ってつくっています。」

Q. Sweetでの初タイアップはどうでしたか?
寺 「モデルさんもセットもイメージ通りで、むしろ期待以上のものでした。モデルさんのバックに噴水があって、水の流れる音がして。着て頂いたデイジーワンピは特に沢山の人の想いが込められた、本当に皆のお陰で誕生したアイテムです。これからの反応も楽しみです。」

Q. 今後続々と入荷して来る春アイテムも楽しみですが、今月末からの2008 SUMMER COLLECTIONについても、ちょっとだけ教えて下さい。
寺 「テーマはL’e toile de la mer海の星。水面に夜空から無数の星が降ってくるというイメージなんですが、今回もフェミニン満載です!夏といえばやっぱり海、初の水着やサンダルも企画していますし、デイリーには勿論、少しリゾートっぽい要素も取り入れつつ、スペシャルな時間にも是非着て頂きたいアイテムが沢山あります。好評頂いているインナーシリーズも、裾のレースが更に可愛くなって登場します。女の子は着ないと損ですよ(笑)!是非楽しみにしていて下さい。」

Q. 最後に、このブログを見ている方達に何か一言お願いします。
寺 「ずっとやりたかった事を実現し、自分の分身と思えるものをこの手で生み出す事が出来て、私は本当に幸せだと思います。でも私一人では決して出来得なかった事。チャンスを与えて下さった社長、尊敬すべき先輩方、支えてくれる後輩達...このISBITは勿論、関わってくれる工場さん、そしてお洋服を買って下さるお客さん。本当に全ての人に、心から感謝しています。本当に、ありがとうございます。」

今回お話を伺い、Wendineは沢山の人達に支えられ、愛されて生まれ、寺島さんを始め多くの人々の想いが込められている事を感じました。その愛情が水の様に循環し、アイテムを身に付ける沢山の人達をハッピーにしています。
ISBITの中で、皆が常に念頭に置いて動いている「エネルギーの循環」という言葉が、水の精Undineによって、また改めて私の中に染み込んできた様に思いました。
この春注目度大のWendine、今後も目が離せません!2/12発売のSweetも是非皆さん見て下さいね。